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シングルマザーの生命保険

 家を建ててからちょうど10年目。10年目の点検や火災保険の更新手続きがやってきました。夫が亡くなったこととは関係ないけれど、家の維持には欠かせない手続きです。

 家を建てた当初、火災保険の契約は夫が行い、私は横で話を聞いていただけでした。(当時、妊婦だったし~という言い訳)。でも今回は、当然私が契約を進めなければなりません。

 さらに、夫亡き今、自分の生命保険の見直しも必要だったので、保険の相談窓口に何度か足を運びました。相談員の方は、私の状況や子どもたちのことも考慮し、親身になってさまざまなプランを提案してくださいました。

 彼の丁寧な説明を通じて、火災保険や生命保険の仕組み、どのタイミングでどんな保険が必要なのか、今まで知らなかったことを学べたのは大きな収穫です。

 10年前、夫の横で「ふ~ん」とただ聞き流していただけの私と、今の私はもう別人です。前のめりで、基本的なことから、小さな疑問まで、納得いくまでどんなことも聞きまくりです。

 その保険商品の意義や重要性、特徴、今後の流れや傾向をしっかり聞いて、一旦帰宅し、資料を読み直しました。父や姉にも相談し、再び、相談窓口を予約、最終確認、説明を聞き、サイン、契約できました。

 きっと、夫にとって(多くの大人にとって)当たり前のことを、今、やった。それだけのことでしょうけれど、私はシングルマザーとして、自信をもつことができました。

 「生命保険契約」「家の火災保険契約」、私が「契約者」「責任者」になり、守りたいものや、守りたい人のために今の自分ができることを成し遂げた、自信です。

 姉や父にも相談しつつ、専門家のサポートを得て、自分が納得できる形で保険を見直せて本当に良かったです。

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