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フランスに里帰り出産はない?
フランスの出産休暇と育児休暇
Congés de naissance 出産休暇3日、Congés paternité 育児休11日が父親にも権利が与えられる。
権利があればフランスでは、ほぼみんな取りこぼしはない。
共働きか多いこと、またフランスでは里帰り出産そのものがあまり聞かないのが理由だと思われる。
産まれてすぐ、父親の育児への参加が必須になり、休暇も必要になる。
長男が産まれたとき
パリにて日系企業の駐在員だったので産まれた翌々日には、出張者の受け入れ。
もちろん?11日の育児休暇も取れず。
あの時の自分は馬鹿だったなーとつくづく思う。
同時に嫁は大変だったろうなと申し訳なさがあった。
それでも子供が産まれてからは残業はやめて、嫁と二人で這いつくばって夜泣きをあやした。
寝ぼけてライオンキングのぬいぐるみを息子と間違えて大事に抱えて家を歩き回っていたこともあった。
学び
女性から支持を得たいとかじゃなくて、家事や子供の世話のが、仕事より難しい!
間違いない。
残業やめても意外と営業成績変わらず。
ある日上司に言われたこと
長男が産まれて2ヶ月くらいたった頃か、上司におい、最近付き合い悪いぞ、飲みにいくぞ!と言われ嫌です!と断る。
お前家いても意味ないだろ
いや、意味あります。
そして仮に意味なかったとしても、俺自身が帰って世話したいんです。
元々無駄な付き合いは人生の無駄と考え、割り切り始めた私に降ってきた驚きの発言。
この人は、家族を何だと思っているのか、、、
彼にも家族いるのだが。
その後も互いにわかり合えることはなかった。
最近隣人の夫婦を見ていて
半年前に子供が産まれた隣人夫婦、出産直後の彼らの様子を見て、俺らの一人目の時よりあの二人は余裕あるよな〜と私が言うと、
嫁から秒速で
いや、普通に育休使ってるからでしょ(苦笑)
ひゃ!おっしゃる通り。
フランスの会社だと
取りたいんですけど〜どうでしょうかね〜
じゃなくて、
来週から取りますんで〜と言うと、
了解した
としか会社は言えない。
多分言いたいことはありそうなのは確かだが(笑)
前にも書いたが、別にフランス人全員が理解があると思ったら大間違い。
ブラック経営者がめちゃくちゃできないようなシステム、法律があるだけ。
嫁が以前働いていた建築事務所では、
おー妊娠おめでとう!素晴らしい!
と嫁には、言いながら
電話口で
うちの従業員が産休だよ、ちっ!この忙しいタイミングで!
って丸聞こえ(笑)だったらしい。
まあ世の中そんなもんで、仕事のモチベーションはわかないが、契約書一枚の関係と考えるとそれはそれでシンプル。
さらに数週間に増やすべき
という案もある。
確かに11日あるのは良いけど、確かに足りない感はある。
多分あっと言う間に過ぎ行く11日になりそうだが、またこの11日について書けたら投稿するつもり。