会社の為にあなたはいない。あなたの為に会社はある!


海外駐在ほど効率よく企業の援助で海外に出れる方法はない。 

 

一昔前は、海外駐在=大企業であったが、中堅勢も市場の飽和状態で海外に目を向けている。というか出ざるを得ない状況。

 

そうなると海外駐在の機会は間違いなく増えているはず。

 

同時に花の海外駐在みたいなリッチな生活はあまり期待できない部分もある。

そのあたりは会社にもよるが、Mimizuは明細を見て目を疑うほど少なかった・・・

 

海外駐在なんてエリートしかできないなんて時代は終わっている。

 

実際Mimizuは、中の上くらいの成績で、元々頭がめちゃくちゃ切れるわけでもなく、努力型の人間で、簡単といわれる試験にも一回は落ちてから取得(例えば簿記の3級とか)するくらいの人間である。

 

英語なんて学生時代めちゃくちゃ勉強しても750点くらいだったし、未だにそんなに大したレベルでもない、それでもがむしゃらに失敗しながら諦めなければ何とかなるもの。

ちなみにフランス語も1年の留学をしてもB2という試験には受からなかった。

欧州人や自頭の良い人たちは、あっという間にこのレベルに達する。

すなわちMimizuはその特殊な人たちの中には当てはまっていない。

 

Mimizuが何故駐在できたかというと、運ももちろんあるが、

身の丈に合った会社に入り、その中でトップにはなれずとも一定のポジションを取る。

会社に入るまでにも、OB訪問等で情報を集め自分がそこで活躍できそうかを確認した。

 

自分が必要とされるところは必ずある。

おそらく大手商社に運よく(運悪く)入っていたら、海外駐在もなかったと思う。

それはそれで、辞めてでも来ていたかもしれないので結果は変わっていたとは言えないが。

 

そして

 

人材が昔より流動している今はむしろチャンス。

自分のように駐在後に退社する人材が増えている。

 

◎人材が足りなくなったところを新卒はもちろんのこと、中途でも探している!

 

ということ。

 

 

海外に進出する為には、まず海外駐在になってみるというのは、1番良いと思う。

 

英語ができないという人も、ブラック企業で耐え忍ぶガッツがあるならば

人生を変えてやると意気込めばTOEICのスコアだけ短期間で、900点は難しくても、一気に750点くらいまで上げるのはそんなに難しいことではないと思う。

 

それくらいあればあとは面接なんかは、ハッタリでなんとかなるはず。

 

海外駐在もかなりのブラックな働き方になることもあるが、

その分得られるものは大きかった。

この駐在期間に、実績をつけたり他の営業員を見たりすることで

これはひょっとして自分も、同じ土俵で戦っても勝てるな・・・と思ったことが

こちらで仕事をしようと思ったきっかけなのである。

 

どうせ苦労させられるのなら、企業に利用されるだけでなく、企業を利用して、次の場所を目指していく。

 

企業からの留学なんかも同じ考え方で、自費で1年間海外留学しようと思って2-3百万円を捻出しようと思うと厳しいけど、会社の利益から考えると大きな商売の一回分の利益にしか過ぎない。

(もちろん人材が一年間働けないという経費もあるのだが。)

楽観的に考えると数年実務を経験でき、その後留学できるというチャンスがあると考えることもできる。

 

もちろん駐在からではなく、現地から直接入るという方法もあるので、

それはまた別の機会に。

 

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