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フランスの産業医面談で思う、日本人と仕事

日本とフランスの両方で仕事をすると

日本にもフランスにも良いところがあり、

どちらが良いと結論づけるのは不可能である。

どちらも良いところがあり、悪いところがある、それだけの話。
もちろん会社にもよる。

 転職先での産業医面談

今の会社に入って間もない頃、義務として産業医との面談を受けた。

二つくらい先の町へ出かけ、まずは簡単な健康状態のチェックを行われ異常なし、

その後、再び医師との面談が行われ下記の流れに。

 

休み=悪?

仕事に対しての考え方として

基本的に有給を取っているとなんか申し訳ないみたいな気持ちになる日本。

先日の超大型連休中にも、仕事をしていた人も多いと思われる。

バカンス中に親から、「あんた、ずっと休みたいだけど本当にそれで大丈夫なの?」と聞かれて笑ってしまったけど、それが確かに日本の普通の考え方かもしれない。

 対価もないのに頑張れる、この国民性は素晴らしいことでもある。

 
一方フランスは

経営者でさえ、日本人の

「俺が私がいないとこの会社は回らない(実際は回る)」と思うほど責任感を持ってる人は少ない。


従業員でいうと皆無?
というか持つ必要が実はない。

良い会社なら残る、悪い会社なら去る。

よってマネージメントができてない会社は、良い人材もすぐ居なくなり、全くダメになってしまう。

日本みたいにマネージメントがダメでも社員の根性で成り立つということが有り得ないのだ。

日本人のこの素晴らしい責任感が尊重され、みんなが休みやすくなる社会になるのを心から願っている。

 とはいえ私は日本人なのである、、、

自分も未だに休み中も仕事メールを見てしまうが、それは結果に対してのインセンティブが絡んでいるという実益が含まれている。

昔のようにボランティアではないのだ。

(多分インセンティブなくても結局は見てしまいそうだが)

 

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