主婦が2週間のフィリピン留学へ行った結果
こんにちは。
夫の転勤でドイツに引っ越して10か月経とうとしているわたしです。
先日、夫を置いて小学生2人を日本の実家で見てもらい、2週間のフィリピン留学へ行ってきましたので、その感想をつらつら書いていこうと思います。
①ドイツからなぜ行こうと思ったのか
ヨーロッパ圏に住んでいて、わざわざフィリピンに行かなくても、というところではありますが、こっちにいるとどうしても出不精になりがち。
あとは、そんな事気にしなくてもいいじゃないかとは思うかもしれませんが。
ドイツでは家族を介しての知り合いしかいない私は家族の付属物なんだ、という意識がどうしても消えなくて、自分がどんな人間なのか分からなくなってきました。
子どもが・・とか夫が・・とかで日中の時間を家族を言い訳にして何もしてこなかった私が悪いことは分かっていましたが、すぐ行動に起こせる立派な意思があればメンタル病んだりしていない。笑
家族を言い訳にできない環境では自分はどんな振る舞いやどれくらい勉強に打ち込めるのか、想像がつきませんでした。
家族に相談すると二つ返事でOKを貰い、親子留学も検討しましたが見事にフラれ、それなら2週間だけ1人で行ってきます。という事になり学校の夏休みを使って行ってきました。
②学生の国籍割合
韓国資本の学校を選びました。
割合としては日本人:3~4割、台湾人:2~3割、韓国人:2割、残りモンゴル人やベトナム人、中国人の方というところでした。
年齢層はやっぱり低く、日本人はワーホリ準備組と学生がほとんどで台湾人は高校生、韓国人は大学生が多かった印象。
私が行った時期とは被らなかったものの今の夏休みの時期は日本人の高校生もたくさん来ているとか。
当然、私は・・・ですが30代の人もちょこちょこいたので立派な大人も全然OKな印象を受けました。
③学校生活
日本人のバッジメイト(同じ時期に入った仲間)と基本的に行動していました。
年齢は大学生の子からアラサーの子までバラバラだったけどみんなタメ語で話してくれました。うれじい。たぶん5歳くらい若くなった。
その子たち以外にも、国籍問わず普段の2割増しテンションで話しかけたりしてみたら放課後に出かける仲になれたりもできて、相手からどう思われるか?という事ばかり考える受け身ポジから少し抜け出せた気がしました。
2割増しの元気が大切。
あとはすっぴん眼鏡スタイルのときより身なりを整えていた時の方が男女問わず挨拶してくれました。笑
先生はフィリピン人の女性が9割くらいで男性が1割。
フィリピンの女の人はどうしても出稼ぎというイメージが先行してしまっていたのですが(ごめんなさい)、それがひっくり返るほどの先生たちの明るさとチャーミングさたるや!
フィリピンの人たち大好き・・・。
中には3か月の赤ちゃんがいるけど生活のためにシッターさんを雇い、自分は平日学校の近くの仮住まいから通って週末だけ家族と過ごす先生もいて、話を聞いてすごく考えさせられるところがありました。
日本は産休・育休があるけどフィリピンは休んだ分は支給がないから産前もギリギリまで働くそう。
英語力の向上については、2週間だけなので文法が分かった!会話力がグン!と伸びたとかは無いけど日本人以外と話すハードルというのがぐっと下がったかなあというのはよく言われている通りでした。
入学時と卒業時に受けるテストは3点くらい上がっていました。誤差の範囲かもしれない
オンライン英会話で留学前によく担当してもらっていた先生からはリスニング力が上がったね~!と言ってもらえたので少し効果はあったと信じています。
④最後の授業でガチ泣きする33歳
フィリピンたのしー★イエー★これで最後のマンツーマン!と思っていたときに事件が起こります。
最後のコマの先生は、底なしに明るいけど価値観が近い先生で一番合うなあと思っていた先生です。
いつも通りお喋りしていてところどころ爆笑トークをしていたのですが、終盤に先生がひとこと。
あなたはどうしてそんなに楽しそうにしているのに心の奥は孤独なの?
私、号泣。
全部見抜かれている。
友達も家族もいるはずなのに、自分のことを受け入れられないが故に孤独を感じている。
ドイツに来るまでは仕事なり何なりの忙しさでフタをしていたけど、それも無くなって落ち込むことが増えた。
↑冷静にグーグル翻訳の力を借りながら先生に説明。笑
あなたと合うから分かるの。っていって授業終了のチャイムが鳴ったのにも関わらず今は先生と生徒じゃなくて友達同士だから!っていって泣き止むのを待ってくれました。(恥ずかしいね)
若いうちに行くことはもちろん幅が広がるし良いことだけど、大人になって行くのもとても良い経験だと思いました。
主婦こそ行くべきくらいの勢いです。
親子留学で来ている日本人ママさんも、日本だと〇〇ママでしかないから、フィリピンに来ている間はみんな下の名前で呼んでくれて本当に嬉しいんだ。と仰っていました。同意しかない。
最後まで読んでくださりありがとうございます🙌