友達って自信持って言えなくない?

突然だが、友達は何人いますか?

自分にはほとんどいない。これは、単純に人との付き合いが絶望的に苦手というのもあるが、もう一つ理由があると思う。

それは、どこまでの関係性の知人を、友達と呼んで良いかわからないという理由だ。

もし、ある人のことを「友達」と呼んだ際に、その相手方が、「え、自分は友達のつもりなかったのに」だとか、「そんな仲良くなくない?」などと思っていたらどうしよう、とついつい思ってしまうのだ。

相手が自分のことを友達と呼んでくれたとしても、それは冗談の文脈で言っただけなのではないか、本当は自分と仲が良いなどとは一ミリも思ってないのではないか、と心配になってしまうのだ。

自分の価値基準からすれば、二人きりで飲みに行ったり食事をすることがあり、問題なくコミュニケーションを取れるくらいでは友達と呼んで良いのか自信がない。

こんな自分でも、数人は「友達」と呼べる人間がいる。幼馴染が一人、大学時代からの友達が一人、社会人からの友人が数人だ。こう見ていくと、学生時代よりは、社会人になってからの人生の方が充実しているようである。

こんな卑屈な自分とでも仲良くしてくれる数人の「友達」との仲は大事にしていきたいなと思った。

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