”脳に新しい道をつくる”を意識するとけっこう人生が変わる…かも?
最近、脳への関心が高まっています。
「ニューロダイバーシティー」という言葉も気になっていて、勉強したいと思っている一つです。
これまであまり意識していませんでしたが、私たちの生活のほとんどは自動なんですよね。
心臓とか呼吸とか体の機能はもちろん、怒ったり悲しんだり、不安や怖さを感じたり、自分はダメだと思ったり、あの人に嫌われているかもしれないと思ったり…。気持ちの面も、その多くは考えているというより反射的で。
たぶん、脳が自動的にやってくれているのだと思います。
専門じゃないので正確なところはよくわかりませんが💦
生物的な本能や、過去の経験から、こういう時は怖いと感じた方が身の安全を守れる、といったことが脳にインプットされていて、それらが自動的に働いてくれているのだと思います。
ただ、それは”今”の自分には合っていないこともあるので、マイナスに働いてしまうこともある。
”脳に新しい道を作る”っていうのは、その道のつなげ方を新しくするイメージです。
たとえば、上司にミスを指摘されたとき、「自分が悪い」と反射的に思っていたけど、「自分の意見を言ってもいい」というところにも新たに道に作るような感じ。
もちろん、新しい道を作るのは簡単なことではありません。
道のない山の中で、新しい道になりそうな場所を、はじめは草木をかき分けてとにかく進む、この道でいいのか不安になりながらもとにかく進む。それを何度も何度も繰り返していくうちに、地面が踏みしめられて、徐々に道のようになっていく、そんな地道な繰り返しの作業が必要なのだと思います。昔の人が道を作ってきたように。
はじめはここに道があるのだととにかく信じて突き進むしかない、それを繰り返すことで、ここに道があるのだということを脳に覚えてもらう。
昔、”こうなりたい”と思ったことは手帳に書いておくとよいと聞いて実践していましたが、それもおそらく原理は同じ。
何度も何度も目にすることで、脳の中の新たな道を作る作業をしていたのだと思います。
”これは無理”と思っていることの多くは、自分の脳の中にその道がないというだけなのかもしれません。
「これを聞いたら変に思われないだろうか」と思って一歩踏み出せなかったことも、チャレンジを重ねていくうちに「とりあえず聞いてみよう」という気持ちに変わってきました。世界って案外その程度のものなのかもしれません。
自分の脳の中に新しい道を作っていく、と考えたら、チャレンジするハードルが少し下がるような気がします。はじめはこわくて当然。だって道がないところを進んでいるんだから。でも、繰り返せば必ずそこには道が出来てくる。そう思うだけでちょっと頑張ってみようと思えます。
もちろん誰かのガイドがあったらとても心強い。こっちに進んでいいんだよって言ってもらえたら、道なき道でも安心感が全然違います。そんな親や上司に出会えたら、きっと成長のスピードが違うのでしょう。でもそれはほとんど運だから、自分で選べないことの方が多い。
でも、脳の中の道は自分で作っていくことができます。はじめはすごく不安かもしれないけど、でも必ずできます。そうしたら、結構人生が変わるような気がします。
どうせなら幸せに生きたい。だったら、わがままでも、自分勝手でも、自分の都合のいいように脳の道をつなげて、いろんなことで幸せを感じられるようになれたらいいなと、それが自分の力でできるなら意識的にそうしていきたいなと、思う今日この頃です。