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自分を責めるのはつらい、でも自分を守っている面もあるのかも
自分が悪い、ああしていれば、この力が足りなかったから、、、
うまくいかないことがあった時に、自分の悪かった(のではないかと思う)ところを無意識に探してしまうことがよくあります。
もはやクセというレベル。
いわゆる「自動思考」だと思います。
こういうことばかり考えていると、とてもつらいし、疲れてます。
頻繁に自分のことを責めているのですから、心が弱ってしまいます。
でも、いつだったか、こういう風に考えることで自分を守っているのかもしれない、という考えにたどり着きました。
自分の悪いところを自分でもわかっていると伝えることでそれ以上責められないように、心の準備をしておくことでもし責められても傷つきすぎないように、先回りして準備しているのだと思いました。
近い感覚を持っている方はたくさんいるのではないかと思います。
カウンセリングをしていても、あなたが悪いなんてこと全然ないのに、自分を責めずにはいられないという人がたくさんいらっしゃいます。
(海外でも同じなのかもしれませんが、少なくとも)日本では、悪いことをしたら当然のように怒られるし、反省している方が許されやすいし、言い訳はしないことが良しとされています。
そういう文化が影響しているのではないかと思っています。
あるいは、子どもが子どもとして扱われること、大人の方が正しいという前提のもとで、”しつけ”という体でいろいろなことを教えられる機会が多いことも影響しているかもしれません。
そうした環境の中で、怒られる、責められる、といった”危機”を避けるために、先回りして自分を責めるということが身に付いている面があるのではないかと思っています。
だから、自分を責めることをやめようと思っても、かえって苦しくなることがあります。
ある面では自分を守ってくれているのですから、そう簡単にやめることなんてできません。危ないですもん。
そして、やめたいのにできない自分がますます嫌になるという悪循環。。。
やめようとするのではなくて、自分を責めてしまうのにもこういう意味があるのか、と思ってあげると、ただの嫌なところではなくなるかもしれません。
そして、こういうことに気付いてく作業って、一人でやるのは案外難しいものです。
本当に不思議なことで、誰かが一緒にいてくれるだけで取り組みやすくなることってあるんですよね。
私自身、マインドフルネスをやりたいなと思って、アプリの音声とか使ってやってみたりするのですが、いまいち集中できなくて、でもリアルな誰かと一緒ならぐっと集中できたりします。
誰かと一緒であることって、言葉にしつくせないくらいすごい力をもっていると感じます。
宣伝のつもりで書きはじめた記事ではないのですが、もし誰かの力になれるなら、と思って一応貼り付けておきます。もし、誰かと一緒に自分の中を探索してみたい、けど誰も思いつかない、という方がいたら、よかったらご連絡ください。
逃げてもいい、休んでもいい、転んでもいい。
と優しく自分に声をかけてあげられる自分でいられたらと思います。