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暑くても空の青さは変わりなく君の明日を光が運ぶ

私のお弁当の作り方

髪を染めてもらうかわりに愚痴を聞くヘアカラーの香が溶けていく夜

取り壊し終わった土地の片隅で肩よせて咲く水仙の花

紅梅の香りは優し春が降る枝から枝にメジロ遊べば

中学のチャイムを聞けば思い出すライトノベルのような初恋

  • 短歌

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