応答せよシリーズを熱く語らせて
さーて応答せよは、『応答せよ1997』『応答せよ1994』『応答せよ1988』の三本です(サザエさん風に)
検索とかかけると、多分、1988が一番人気扱いになっているかもしれません。
が、できることなら、作品順に見ていただきたい、それが古参からの願い。
そもそも応答せよをなぜ観たのか……
大好き俳優ソン・ドンイルさんが、役名ソン・ドンイルで出ているのが不思議だったから、です。
そんなドラマ観たことも聞いたこともない。え? あてがき?(国語辞典より。あてがき:演劇や映画などで、その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと。)ってのが入口でした。
イ・ウジョン作家&シン・ウォンホ監督は、オーディションにすごく時間をかけるんだそうです。
有名アイドルで視聴率UPという発想ではなく、無名でもなんでもキャラクターに一番近い人に演じてもらいたい、という選び方。
自分たちの処女作でそれ貫いたなんて、すごい。いまでこそ実績あるから分かるけど、最初からなんてねぇ。しかも若手を見いだす。尊敬します。
1997で主役に選ばれたのがこの方。ソ・イングク。
彼以降も、イ・ウジョン作家&シン・ウォンホ監督作品は、数々の新人俳優さんをスターダムに押し上げておりますが、その輝く第一号だと思います。
なんだろ。もう、出てくる人物の誰もが「あてがき?」って思っちゃうくらい実在の人のようで、見てるこっちも一緒に時間過ごしてきたかのような心地よい錯覚を持ってしまうんです。
だから、終わった後ロスになるなるわけですが、シン・ウォンホ監督のドラマ哲学ってのが
「世界中みなが良い人であってほしい」
監督がいうイイ人というのが、善人ではないと思われます。
自分と家族と真正面に向かい合ってる人。素のままで頑張ってる人。正直に生きようとしている人。本音で生きようとしている人……
なんじゃないかな。
彼らがドラマの中で、自分や誰かと向かい合おうとしていた時間を共有したことで、ともに乗り越え合った同志のような……ある種の絆が生まれ、それが一方的なファン心理なのかもしれませんが、私の中では共に暮らした仲間のような感覚なのです。
なにその暑苦しさって思ったら、作品の推しなんだなってご理解くださいw
では明日は、1994に映ります。作品紹介にはなっておりませんね。