応答せよ 1988 恋のスケッチ
日本のタイトルだと、「恋のスケッチ 応答せよ1988」となっているのですが、応答せよシリーズ3本目であるこのドラマタイトルは、
「応答せよ1988 恋のスケッチ」であって欲しいと思っております。
細かいことはさておき。
私は、この「応答せよシリーズ」が、韓国ドラマの中で最も好きかもしれないなぁと、いつもみるたび思うのです。
ご覧になったことないかたは、他のサイトなどでご覧ください。
3本シリーズの中で、最も有名な1988。
韓国内での視聴率もすごかったそうです。
この作品で有名になったのは、パク・ボゴムをはじめとした若手のみならず、ラ・ミランという女優さん。
最近では「良くも悪くもだって母親」で、イ・ドヒョンの母親でしたね。
1988は、1988年のソウル市のちょっとはずれ、道峰区の双門洞っていう架空の下町が描かれています。
このドラマの好きなところはね。
見ているうちに、私もね、この双門洞の住民なのかと思い込めちゃったりするんです。さらにいうとね、住民になりたくなっちゃうんです。
ラ・ミランとともにお母さん稼業をしたいって切望しちゃうんです。
ラ・ミランがそばにいたら、みんなお母さん稼業を突破できそうなっていうかな。決していい母だとかではないし、彼女はコンプレックスや黒歴史や苦労歴史だらけの人なんです。だけどね、それを隠してる自分を笑い飛ばすんです。その笑い飛ばすシーンは、いつ見ても泣ける。
大の大人が自分を受け入れる瞬間って、こんなよねって、大の大人だからわかるし、沁みる。泣ける。
全員、不器用で、卑怯で、優しくて、短絡的で、思いやってて、あったかくて、おせっかいで、自慢しいやで、どうにもならないけどどうにかしたくて、ないものねだりで……つまり
人間臭いんです。
たまたま読んだ韓国旅行したかたが、ソウルの人達のエネルギッシュさと、おばちゃんたちからあふれる人生観みたいのが心地よかったって書いてたんですが、そういうのがドラマの中から駄々洩れしてて、
私はその世界観に、すっかりやられちゃってるのであります。
ネズミはでるし、いつだって人が勝手に自分ちに入ってくるし、なにもかも筒抜けだし、なんだったら半地下だし、社会保障も薄め、そんな世界なのに、どうして惹かれるのかといったら、
全力で誰かを受け止めることが、当たり前だよってい言ってくれてる
その世界観が大好きだからだ。
いったい、何回みたのだろうと思うほどみていて、
いま、ここで書いているということは、そうなのです。またいま、見ているのですww
そして、ラ・ミランに泣いたり、笑ったりしながら、
私も自分のテリトリというのか、暮らしのエリアというのか人生のスペースというのか、その中で、ラ・ミランみたいに情熱的に生き抜きたいと、
ワクワクしてしまうのです。
きっとこういうものを人生のバイブルというのでしょう。
シン・ウォンホ監督と、イ・ウジョン作家の作品は、
このあと、嫌な人がでてこないことでも有名な「賢い医師生活シリーズ」も大好物なのですが、
それでも私にとっては、「応答せよシリーズ」の人間臭いのが、何度も何度も何度も何度も観てしまうシリーズなのでした。
私は日本生まれの日本育ちだから、懐かしさとか、思い出がないんですよ。この時代に対して。だけど、もういまでは知っている人の感性で見られるようになっています。
こういうとこが、総合芸術であるテレビドラマの魅力ですよね!!
感想ブログを検索してたら、あんまりよく書かれてないんですよ、応答せよシリーズって。びっくりしたり、ぎょっとして、
なら私はなぜこんなに好きなのかっていうの考察しました。
好きな理由はもっとあるので、このシリーズ違うアプローチからまたかくかもです。ほめてほめて、誉めちぎり続け、愛を語り続けたい!!
応答せよを 応援せよwwww
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?