ライフクオリティ課金が生き甲斐なのさ
明日です。
息子は始業し、ムスメはまだ夏休み。オットは台風で仕事がお休み。
今日のワタシは、かつて考えたことのないアプローチの眼鏡を作りに行きました。というのは、脳で見るっていう考え方のドイツマイスターが作る眼鏡なんですって。
SNSで、あちらこちらの方たちが作っているのは知っていました。
ワタシ、めちゃくちゃ目が悪いんですが、視力が悪いだけではないんです。
角膜が尖るという、円錐角膜という角膜の病気を持っています。
乱視がひどいので、裸眼だと眼鏡で視力が出せません。
なのでいつもコンタクトなんですが、
まず最初にソフトコンタクトを入れます。これはあくまで角膜を保護するためのソフトコンタクトです。ワンデイが必須。
その上から、円錐角膜用の特殊ハードコンタクトをのせます。
その状態でなんとか0.7くらいになるのですが、
角膜が綺麗な円形になるわけではないので、乱反射がすごいため
雨の日でもサングラスをかけます。
サングラスも度をいれ、遮光しています。
サングラス時間が終わったら、普通の眼鏡をかけて視力を出しながら暮らします。
視力が出たとしても、角膜が傷つきやすいので、年に何度か角膜が破けて寝込みます。
その痛みは、起きていられないくらいの痛みなんです。しかも傷がつくと、角膜って濁っていくので、いまではかなり濁ってきていて、それにより視力低下もあるんです。
50を過ぎたころから、老眼もはじまっているんだけど、そうなってきたころから、ワタシって、目で見てるんじゃなくて、脳で見てるんだって自覚が出てきたんです。もちろん目で見てるけど、それだけじゃない。
というのは、右目で近くを。左目で遠くを見ている。脳が上手に目を使いこなしてる。
明らかにそう。
ほんとに、見えてるんだかみえてないんだかっていうような暮らしをしております。
人の顔を覚えにくいのも、視力不足が原因だと思うし
情報が入りにくいのもそう。たとえば、初めての駅とかだと、地名や乗り換えが書かれた看板を見つけるのは、視力です。
高速道路の標識判断をするのも、視力です。
そこの判断が遅いってことは、標準速度でできることが少ないってことなので、不便と危険が人よりも多め。
聴力の不足を補聴器で補い始めてから、暮らしがめちゃくちゃ豊かになったことは、何度か書いております。
同じく、視力も今よりちょっとでも上がるなら!! って思って
本日、めちゃくちゃ期待して行ったのです。
フレーム代よりなにより、レンズへの課金がすごいわけですw
貴重品かってくらいの値段になるんです。
損な体質だなぁとか、お金のかかる身体だなぁって思うこともあります。
なんだけどさ。
すぐに痛む角膜との40年近い付き合いの中で、ワタシが得たことってあって、それは
一病息災。
無病は20才から無理だなぁって実感したんだけど、角膜がすぐ痛くなるから、無理ができなかった。
24時間働けますかって言われてる時代に、ワタシはそんなことしたら角膜が破けるからムリだってしなかった。
痛いと、どんな約束も守れないし、仕事だって休んだ。
人生の最優先は、約束でも仕事でもデートでもなくて、自分の眼だった。
面接の健康診断では弾かれ、差別もうけた。
見える人への嫉妬だってあるし、憧れだってある。
でもどーしょもないぢゃん??
面白いのが、付き合ったり結婚したりする人が、全員、視力がすごくいいってこと。
ない物ねだりと、あと、割れ鍋に綴じ蓋をワタシは知っているんだろうなw
これも脳で判断してそう。
なんでも見えるオットですが、ちかごろは老眼。
眼が見えない不便さを深く理解してるからか、いいなって思ったらちゃんと買いなよ、って優しいこといってた。言われなくても買うけどさw
完成は2週間後なのです。
試着の段階で、自分の近未来に期待大。嬉しい!
ライフクオリティ。
これを整えるための課金が、人生かw
ってかんじです。えへ。