今週のお花 =December=❶
12月も後半に差し掛かり、、というか2024年が終わろうとしています。
クリスマスに、お正月にとイベントが続く12月は、お花屋さんにとっても忙しい月です。
私自身は、27日(金)に本業の仕事を納めた後、28日〜30日は朝から夜まで、怒涛のお手伝いをしています。
お花屋さんで迎える初めての年末年始の繁忙期、想像以上の忙しさでびっくりしていますが、9月末から始めてなんとか戦力になれているようで、一安心。
もちろん、寒い中で一日中立ち仕事が続き体力的には厳しいですが、お店の一員として、てんやわんやしながらも笑顔が溢れながら働くこの3日間は、なんだか文化祭の前日のようだな、と心を弾ませながら動いてます。
それもこれもお店の「人」の雰囲気がとってもいいから、、感謝です。
それでは、12月のお花紹介します!
バーゼリア ストロベリー
ブルニア科バーゼリア属
南アフリカ原産の植物でドライフラワーにして長く楽しむこともできます。この丸くてかわいい実に見える部分は、なんと花!!この赤いつぼみがいちごのようで、「バーゼリアストロベリー」という名前がついてます。この時期はクリスマスリースやスワッグにもよく使われます。花言葉は「情熱」「熱心」「小さな勇気」など。
クリスマスホーリー
またの名を、西洋ヒイラギ。これです!クリスマス、ケーキの上に乗ってるやつの本物!!!葉の先ではなくて、枝の途中に実がついているのがなんとも「たわわ」でかわいかったです。4月〜5月に花が咲き、その後になった実は11月頃から赤く色づきます。ちょうどクリスマスの頃には真っ赤な実が楽しめることからこの名前がついたそうですげ、キリスト教では、イエス・キリストの受難(十字架刑)の苦悩を象徴する木とされています。
ラナンキュラス ラックス
キンポウゲ科キンポウゲ属
ラナンキュラスのなかでも抜群に花持ちがいいと言われるラックスシリーズ。ラックスというシリーズ名は、花弁が光ることから(ラナンキュラス+ワックス)という由来で名づけられているそうです。また、枝分かれしていくつも花が付いていることも特徴です。切花として飾った後もつぼみが咲いてくるそう!九州宮崎で誕生したラックスシリーズは、登場以来、2012年にオランダノフロリアードで3席を受賞する他、さまざまな受賞歴があります✨
ユーフォルビア・フルゲンス
トウダイグサ科 /トウダイグサ(ユーフォルビア)属
原産地はメキシコ。
日本で有名な産地は長野で、11月〜1月頃よく出回ります。また園芸でユーフォルビアというと緑のサボテンのようなものをイメージするかもひれませんが、幅広い種類があり、なんとクリスマスによく出回るポインセチアもユーフォルビアだそう!!びっくら!
ユーフォルビア ダイヤモンド
トウダイグサ科ニシキソウ属
メキシコ原産。ユーフォルビア・ダイヤモンド、スノーとフロストがあるみたいですけど、これはどっちなのでしょうか?儚いようで、話の雰囲気もでるお花だな〜と思いました。
ストレチア
ゴクラクチョウ科ゴクラクチョウ属
南アフリカ原産のストレチア、科の名前を見てびっくり!切花としては、大きなアレンジやいける際に威風堂々と風格を出してくれ、華やかな雰囲気にぴったりの「ゴクラクチョウ科」ですって。ちょっとおもしろいですね!そんなストレチアは観葉植物としても人気です。日差しがたっぷりと当たる明るい場所で育て、生育期に液体肥料をしっかりと与えることで、きれいな花を咲かしてくれるとのことですので、試してみてください♪
アネモネ
キンポウゲ科イチリンソウ属
地中海沿岸からヨーロッパ南部原産のお花。春を代表する一種で、名前はギリシャ語で風を言いする「アネモ」から来ているそうです。今回初めて知ったのですが、薄い花びらに見える部分はガク(!)で、中心の部分が花だそうです。びっくり。一重咲き、半八重咲き、八重咲きなどがあり、色も豊富で可愛らしいお花♪
ミミテール ユリ
ノーブルリリーの一種
かわいいこのお花は、なんとユリです。ノーブルリリーの一種の変異種で「ミミテール」といいます。花びらがタワーのように咲くとてもユニークな姿。淡いグリーンが美しく、清楚な佇まいが魅力です。ちなみに、ノーブルリリーはJA土佐れいほくさんのもとで、アジアティックのサンシーロの突然変異から生まれた品種だとのこと。(暗号みたいになってきましたね。)ノーブル=高潔な、高尚な、気高いと、名前にピッタリの姿です。花器にスッと一輪入れても涼しげで存在感抜群なのではないでしょうか。
ユーカリ ベルガムナッツ
フトモモ科ユーカリ属
南アフリカ原産。トランペット状の実が付いたユーカリの切り花。ドライフラワーにもなります。単品で飾ってもいいし、グリーンと合わせたり、ネイティブフラワーとの相性も良いとのことです。クリスマスリースやスワッグにれても抜群に可愛くて人気です!名前の通り、ベルみたいでとってもかわいい。
シャリンバイ 実
バラ科
実がまるでブルーベリーのようなお花。毒はないけれど、食べられる部分が少ないので食べるのはおすすめではないとのこと。10月〜11月に実がなり、熟すと藍色になります。食用には不向きだけれど、染料としても使われるそうです。この実も、リースやスワッグ、クリスマスブーケ入れてもかわいいですね。垂らしてあげるように飾るとかわいいのではないでしょうか。