Juno

note、はじめてみました。 気ままに書いてみます。 私のnoteが、いつか誰かに届き…

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note、はじめてみました。 気ままに書いてみます。 私のnoteが、いつか誰かに届きますように。

最近の記事

【明日から花屋で働かせてもらう Day.2】今週のお花🌼

残暑の厳しさに参ってるうちに、気がついたら秋めいていた。 夏が終わってしまうのは寂しいけれど、底抜けに晴れた秋の空も好きだ。いつもよりも空気が澄んでいて、青い空は遠くて、遠足にでも出かけたい気持ちになる。 そんなこんなで、お花屋さんのお花記録🌼💫 もし、良ければいいねください🥰 コニカルブラックナス科トウガラシ属 原産地は中南米。黒くてモダンなお花。ドライにはならないけれど、花束でもよく映える。「CORN(円錐)」が名前の由来。 多年草で、花もちは10日前後、8〜11月

    • 【明日から花屋で働かせてもらう Day.1】無賃お手伝い初日

      はじまり 休日、朝9:30にお店に向かう。 緊張しながら、入り口を開けて「おはようございます!」というと、優しい顔でオーナー、店長、かよさんが待っていた。 エプロンに着替えて、いよいよ働く!というとき、ガチガチでいた私に、「緊張してる?」と笑顔のオーナー。元気よく「はい!」と返事してしまった。でも、そのおかげで、緊張がほぐれた。 「初日は流れで教えるからね、花のことだけやなくて、花屋で働くことを覚えてもらいたいから」そういうわけで始まった花屋でのお手伝い。初日は、まず基本

      • 明日から花屋で働かせてもらう Day.0

        なんのために生きているかわからないと思った。 社会人になるために、働き始めた会社では3年目になっていた。人にはとてつもなく恵まれたけど、仕事には情熱を注ぎきれなかった。配属先の関西は自由な空気が好きだけど、家族や友達と会えない寂しさが募った。そんな時、好きだった恋人にも振られた。 ふと、単純に、なんのために生きているかわからないと感じた。 死にたい、ではなく、なんで生きているんだろうと、心から疑問に思ってしまった。あとで調べたところ、心が疲れている時、充足感を得られず達成感

        • 純粋すぎたあのひとは -オノ・ヨーコ『どんぐり』

          オノ・ヨーコの詩集『どんぐり』に出会ったのは、図書館の棚だった。 彼女の詩集では、ジョン・レノンのイマジンにインスピレーションを与えた『グレープフルーツ・ジュース』のほうが有名かもしれない。でも、私が最初に出会ったのは『どんぐり』だった。 『どんぐり』はオノ・ヨーコが82歳のときの詩集で、『グレープフルーツ・ジュース』がまさにセンセーショナル、簡潔で洗練された作品集であるのに対し、『どんぐり』の作品は、ひとつひとつ、あたたかくやさしく語りかけてくるような作品だった。 あたた

        【明日から花屋で働かせてもらう Day.2】今週のお花🌼

        • 【明日から花屋で働かせてもらう Day.1】無賃お手伝い初日

        • 明日から花屋で働かせてもらう Day.0

        • 純粋すぎたあのひとは -オノ・ヨーコ『どんぐり』

          私が本を読む理由

          本というか、活字を読むことが苦手だという人と付き合っていたことがある。幼い頃から、文章を読む習慣がなかったらしい。その代わり、自分自身の経験から物事を深掘ることに長けた人だった。彼は、どんなことでもなぜかと問いかけ、本質的なところまで追及する癖があり、いつでも自分の言葉で話すことができた。彼の言葉は、物事にはっきりとした輪郭を与え、その度に私は自分の曖昧さを思いしらされた。 私は、幼い頃から本が好きで、活字を読むのが当たり前だった。いろんな方法で情報収集ができるようになった

          私が本を読む理由

          好きな文章はありますか。

          私はあります。結構たくさん。小学生の頃からなんとな〜く好きでしたが、社会人になってから意識してまとめ始めたノート(p.240)は3冊目に突入しました。 本も映画もなんとな〜く好きですが、鑑賞後に振り返ったときに、「心に残った言葉」や「作品のキーになっている言葉」を探すことが特に好きです。(読み返すことも好きです。)共感してくださる方も多いのではないでしょうか? 好奇心旺盛だけれども飽き性な私ですが、「言葉」が好きなことは昔から変わらないよな〜なんて思ったりしてます。 ど

          好きな文章はありますか。

          明日も頑張りたいあなたに、漫画『サプリ』を

          全・働く女子にオススメです。もちろん、働く男子にも。 この漫画に出会ったのは、社会人一年目の冬でしたが、うつくしい作画と力強いストーリー展開に一気に引き込まれた記憶があります。 なんだか疲れたなってときに、やっぱり仕事がんばりたいなという気持ちにしてくれる、おかざき真里さんの漫画『サプリ』を今日は紹介します! あらすじ  広告代理店の制作局で働く27歳のOL、藤井ミナミ。仕事に奔走する日々の中で、7年半付き合った彼氏に突然別れを告げられるところから物語は始まる。憧れの広

          明日も頑張りたいあなたに、漫画『サプリ』を

          まるで甘ったるいリキュールのような

           ただ、肌に触れたいと欲情することから始まる恋もある。  むしろそっちの方が人間として自然ではないかとさえ思う。  それなのに、私たちは頭で考えすぎることが多い。  生まれも育ちも、趣味も嗜好も違うのに、好きになると予感するのに2秒もかからなかった。全く好みの顔ではないのに、私に向けられた笑顔を見たときには恋に落ちたことを確信した。その肌の温度を知ったときにはすでに、次に触れる瞬間を待ちきれないと思った。  完璧だった。日曜日の午後、澄みきった空と傾きかけの太陽。当たり前

          まるで甘ったるいリキュールのような