学部時代の大学と進学先の大学院を変えること
こんにちは。文系院卒の会社員です。
今回は、学部時代の大学と進学先の大学院を変えることに関して、記述致します。
私の経験と個人的な考えですので、その点を留意していただき、読み進めてもらえれば幸いです。
ここからは、下記3つに分けて記述していきます。
1. 大学を変えるメリット
2. 大学を変えるデメリット
3. 学歴ロンダリングとか言われるが、そのことについて思っていること
1. 大学を変えるメリット
まずは、メリットについてです。
・人脈が広がる
→単純に2人の指導教官のもとで学べることに加え、研究室メンバーや勉強会メンバーなど交流が広がります。
そして、研究以外のプライベートで絡むメンバーも変わるため、非常に良い刺激となります。
・研究に関して、新たな視点が得られる
→研究室ごとに同じテーマでも若干考え方や結果・考察までのプロセス、はたまた得意な統計手法やデータのまとめ方など違いがあります。
学部生時代の当たり前が、修士時代の大学院では当たり前ではなかった!という経験が何度もありました。
余談ですが、学部生の実験のTA(アシスタントティーチャー)をしていた時、学部生の方から、Aさん(私)の実験アプローチは、今までの先輩や現在の教員にはなかったものなので、非常におもしろいといわれたことがあり、とてもうれしかったとともに私自身も勉強になりました。
・覚悟を決めれられる
→これは私だけかもしれませんが、大学を変えたことで、完全に0からのスタート(人脈や研究室内での信頼関係)だったので、
非常に気合を入れて、研究や修士の生活に臨めました。
2. 大学を変えるデメリット
続いて、デメリットです。
・研究に関して、考え方が合わない
→メリットの2番目の裏にあたりますが、
事前に指導教官や研究室の先輩たちから話を聞いて、すり合わせをしておくとよいかと思います。
・引っ越し等の費用がかかる
→同じ住居から通学先を変えるならば負担なしですが、ほとんどの方が住居を変えることになるかと思います。学生時代の引っ越し等の必要経費は正直痛いです。
以上、ここまでが1(メリット)と2(デメリット)です。
私は進学先を変えて、本当に良かったと思っていますので、デメリットがかなり少なくインパクトも小さいです。
3. 学歴ロンダリングとか言われるが、そのことについて思っていること
最後は、テーマが若干変わりますが、学歴ロンダリングに関しての私の考えを記述します。
ここでいう学歴ロンダリングとは、学部時代よりも偏差値の高い大学院に進学することと指します。
まずは、率直に偏差値の高い大学院に進学して何が悪いんだと当時から今に至るまでずっと思っていました。
よりレベルの高い環境で学ぶことくをなぜそんなに揶揄するのか今なお理解できません。
よりレベルの高い高校へ、よりレベルの高い大学へ、よりレベルの高い大学院へ進んでいくのはむしろ普通なのではないかと常々考えております。
就職活動時も学歴ロンダしてますねみたいな発言を面接官や同じ就活生から数回いただきましたが、
それがなんなんだろうと一歩引いてみてました。
少し感情的に書き連ねましたが、私が言いたいこととしましては、
学歴ロンダリングだ!などと声高に叫んでいる人は、そっと無視して、
自分が決めた・望んだ道を進んでください。
ちなみに私が今働いている会社では、
就職活動時、おもしろい経歴だねと言ってくれた人事の方、
勉強がんばったんだねと言ってくれる上司や同僚がいます。
私はそんな人たちの中で、生きていますので、
もし学歴ロンダリングなどと言われて嫌な思いをしている方がいらしたら、そんなことを言わず、受け入れてくれる人や場所は必ずあるよと最後に言って、今回の投稿を締めたいと思います。
今回も最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
次回は「文系大学院生の就職活動」について記載いたします。