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幼稚園に行くようになって
いろんなことに興味を持つようになった息子。

あれ食べたい!
これやりたい!

好奇心旺盛。


そして、なかなか出てこなかった言葉も
本当によく出てくるようになって
家ではずっとしゃべてる。


言葉が出るようになったから
自分の想いを出すことができるから
余計にあれやりたい!
これ食べたい!がはっきりするように。

きっと今まで、そういう思いはあったけど
うまく出せなかったのかな。




身体のことを学ぶようになって
子どもたちのおやつについても
なるべくシンプルなものを、と気にしていて
あんまりいろんなものを目に触れさせないようにしてた。






お友だちと一緒の時は特別ね。
おばあちゃんちにいるときは特別ね。

そう言ってきたけど、

でもね、やっぱり限界はあるよね。
成長してるからね。
だから息子に対しては少しずつわたしも
寛容になってきた。




息子がね、ドーナツを食べたいっていうから
スーパーでヤングドーナツを買いましたー🍩
これ、わたしも昔、大好きで、よく食べてた。

おやつに食べようね、って言っておやつに出す。
だけど、我が家には1歳過ぎの娘もいる。


娘にはさすがに
まだドーナツは食べてほしくなくて
おせんべいをあげる。
でもね、おせんべい食べ終わると
ドーナツを欲しがるんだよね。

娘はめちゃ食べるの早くて、
息子は割とゆっくりさん。
たった3つのちっちゃいドーナツなんだけど、
あと1つ残ってた。


わたしはきっと息子はあげたくなくて
ドーナツを欲しがる娘を叩いたりするのかなー
なんて思って、フォロー体制に入ってた。



そしたら、、、
息子が自分のドーナツを半分に割って
娘に分けてあげたの。
わたしはびっくりしちゃって。



本当は娘には食べてほしくなかった。
いろいろ入っている、
うーーんと目をつぶりたくなるおやつ。
だけどね
それよりも息子の気持ちが嬉しかった。
妹にどーぞ、とした息子の気持ち。


その気持ちを
『〇〇ちゃんはまだ食べれないから〜って』
取り上げることなんてできなかったんだ。



それがわたしには心地よかった。
みんなでおいしいね、
って笑顔で食べられたことが。



知識だけを見たらよくなかったと思う。
だけど、わたしたちは知識だけで生きていない。
心があるから。
正しいだけじゃなくて
心地よいを選択できたら嬉しいね。



わたしもここまでゆるまるには
すごく時間かかったし、葛藤もいっぱいあった。
今も心が揺れるときもある。
でも、大丈夫
心の声をしっかり聞いてあげたら。
心にふと浮かんできた気持ちを採用してあげる。
今も未来も笑っていたい。



息子の半分この気持ち、
あったかかったな。