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Executive Master of Systems Oriented Design at AHO (Theme 1: SOD & ギガマッピンング)

先月までノルウェーのオスロにあるIT企業でプロダクトマネージャーとして勤めていましたが、今月から現地のArkitektur- of design høyskole i Oslo (AHO)で、Executive Master of Systems Oriented Designで学び始めました。
私の参加するCohortはこのコースが開講してから3代目のCohortで、まだ比較的新しいコースです。

退職及びマスターコースへの進学の背景は、こちらのブログに書きましたので、ご興味のある方はぜひ。

Noteの記事を書く目的は、自分の学びの記録とその共有です。
もうひとつのブログは北欧生活中心ですが、こちらはキャリアや学びについて具体的に書いて共有していけたらと思っています。
尚、当該記事の内容は、今後振り返り等を通してくり返し変更することがありますので、ご容赦ください。

SODは"システミックデザイン"の一分野なのですが、noteでシステミックデザインを検索すると、他のデザイン分野に比べて記事の数が少ないように感じました。私自身はデザイナーではありませんが、SODは複雑な問題を理解し解決するためのアプローチということで、広い意味で「しくみを考える」人にとっては、とても価値のある学びになると期待しています。



AHOのノートとテキスト?あと、AHOペンとストラップももらいました。

スケジュール

一か月に3日ほど集中してセミナー、ワークショップ、講演などがあり、今回が第一回目となります。

Day 1  12:00 - 19:00
Day 2  09:00 - 19:00 (+ Cohort Dinner)
Day 3  09:00 - 16:00

1日目が12時からスタートなのは、当日飛行機や電車などで現地に移動する人への配慮だそうです。朝4時起きで飛行機できた人もいたので、この配慮には納得です。

それにしても、長時間インプットとアウトプットがあるのは大変。

ただ、部屋に閉じこもっているわけではなくて、学校の外に出てコーヒー飲みながら散歩しながらディスカッションしたり、テラスで話し合ったり、図書館で描いたり、気持ちの良いリラックスする環境も取り入れていました。

私が10年前に受けていた大学の教育とは全く異なり、とても新鮮です。

Day 1

イントロダクション

  • 教授たちの自己紹介

今日一日を担当していたAndreas WettreJonathan Rommは、二人ともデザイナー出身であるけども、キャリアはまったく異なる。
彼らは、お互い意見が異なることも多々あるけども、SODに関しては答えが一つというわけではないので、意見が異なる討論でも生産的な時間だったと思うそう。SODはある程度決まったStructureがあるけども、フレキシビリティがあることも大事で、そのバランスはそのケースによるそう。JonathanのほうがStructureを作りたいタイプとのこと。そのバランスとはなんぞや、これからもっと学ぶことになるはず。

  • 隣に座っている他の参加者に自己紹介とSODを学ぶモチベーションについて話して、その後クラスで発表

私と話した参加者はラトビア出身で、まず一言めにいったのが、「私は自分の仕事にタイトルをつけたくない」だった。なぜなら、彼女はストラテジストであり、サービスデベロッパーであり、、とどのつまり、コンサルト。
芸術家の家で育ち、当たり前のように芸術を学んでいたけども、それではラトビアで食べてはいけないと、仕事に就くために、メディア経済について学んだ。その後とある本で、Design Thikingについて知り、その手法をビジネスに取り入れてService Designを行ったり、様々なプロジェクトをリードしてコンサルティングもしていきたよう。MBAは二つ持っているそう。

うーむ、興味関心のあることに突き進み、自信にあふれている方でありました。(「30代でバーンアウトを経験したことが幸いだった」、と話してくれたのも興味深い。掘り下げたい。。)

こんな人が20人もいるわけですよ。

ノルウェーの基幹システムをつくっている人たちもシステムからはじき出されている人たちも。

このコースが面白くならないわけがない!

もちろん、私自身も彼女に話したわけですが、、
私が私自身に期待するSODのコースのアウトカムは、自分が解決したい問題に関連している様々な事柄をマッピングするセンス(というか視点)を広げられるようになること。どう、つながりが広がっているのか、分別をつけていきながら可視化してコミュニケーションできるようになること。

アイスブレーキング

似顔絵を描く

おそらくこれから数えきれないほどたくさん描くことになるわけだけども、これが最初の描く作業。隣に座っている他の参加者とペアになって、受け取ったA4用紙にペアの似顔絵を書く。だが、紙は見ずにひたすらペアの顔を見て書く。(2分)

出来上がったものは、顔だったり顔と認識できるものではなかったり。
教授曰く、日常生活で誰かの顔を2分間集中して見続けることはそうそうないこと。そして、紙を見なくても、描かれる側の特徴はどこか表現されるのが興味深いところ、とのこと。
確かに、私のことを書いてくれた私のペアは、私のつけていたイヤリングをポイントとして描いていた。私も「この特徴だけは、、」と思って、紙にペンが当たってることを信じて描いていました。


描いてもらった絵。わたしそっくり

CVを描く

各自A3の紙とペンを受け取り、CVを描く(40分)。その後、クラスで各自発表(特に時間の指定なし)。

私は、社会人になってから今までを描いたわけです。どんなふうに書いてもよいので、自由度が高く(すべてにおいてかなり自由度が高いコースではありますが)、とても楽しい作業。
他の人は自分の家族のバックグラウンドであったり、スキル、今後どうなりたいか、といったことも書いていたり。
発表の際に、他のFellow studentが発表の時間の長さについて、質問したんですが、先生はそれを指定せず、自由に発表させてた。結果として、一人の発表時間は5分から15分くらいと、まちまちでした。

できあがったCV

ギガマッピング(Gigamapping)

SODにはツールや手法といったものがほとんどなく、課題としてとらえているモノゴトよりも広い視点で考え、複合的な問題解決のアプローチやマインドセットを持つことが本質ともいえるようです。
一方で、数少ない手法のうちの一つが、ギガマッピング(Gigamappinng)と呼ばれるものをここで学びました。ギガマッピングの紹介というわけですが、「とにかく描きはじめてみよう」ということで、模造紙とペンが渡されました。
流れとしては、個人でギガマッピング(30分)をし、その後グループ(3人)でそれぞれギガマッピングを話して、三つのうちから一つ選び、選んだギガマピングをさらに広げていく(30分)という内容。

私もとにかく描いてみようということで、Kidsについてギガマッピングを試みました。

でも、「これは失敗したなぁ」と描きながら思いました。
その時、私の頭の中にあったことは、

  • 時間という観点、幼稚園や家での生活、家族構成、好きな遊びや食べ物、カテゴリー分けができないまま、いや、カテゴリー分けができていても、それぞれをうまく関連付けて紙の上に表現するのがとても難しい。関連の仕方、方向、強さなど、線の種類を変えていかないと、意味の分からない図に。

  • モノゴトの種類もしかり。どうやってそれぞれにラベルを貼り分けていくのか、その境界線はどこなのか。

  • 子ども達の生活を描く上で、動詞が増えてきて、いつのまにか私の子ども達のプロセスを描いていた。え、あれ、何のマッピングだったっけ。方向性はどこに??

  • そもそもパーソナルな事例であって、グループで広げていける内容になっていない。。

沼りましたね。

グループで選んだギガマッピングは、「ワインがどこから来るのか」をテーマにした内容でした。
サプライチェーンやブドウが影響を受ける自然環境などを盛り込みました。
自分がサプライチェーンのバックグラウンドを持っていたので、深堀することに貢献出来てよかったです。

Day 2

図書館とITサービス及びサポートの説明

AHOの図書館のシステムとITサービス及びサポートについて、それぞれ担当者から話を聞きました。
学術的な文章を書く際には、参考文献からの引用や記載方法などたくさんの、たくさーんのルールがあります。そして私は、かつてそれっぽく参考文献をのせて卒業論文を提出してしまったので、参考文献のほせかたなどの記憶がない。
参考文献を管理するためのデジタルツールが存在することを知った。他の生徒がそれらのツールの利用について質問してくれたからこそ知りえた情報。
彼ら曰、早ければ早いほど、参考文献の管理が簡単になるからとのこと。
知見のあるFellow Studentsがいることは、素晴らしい。

図書館の利用でも、ITサービスの利用でも、取り上げられたのがAIプロダクトの利用について。基準に違反しないように、気を付けてAIを活用したいところ。

AHOは海外の先生が辞めていく

AHOの教育について先生が少し説明。このコースが始まってから、先生たちはよく”Challenge us”という。私たちが反対意見することや、改善点をみつけること、などなどを期待しているそう。先生と我々が対等の立場で議論することも好ましいよう。
そんなAHOの姿勢から、海外の先生達(生徒と教授のヒエラルキーがはっきりしている国で教えている教授たち)は、生徒からの尊敬が感じられないとかいった理由でAHOを去っていくよう。
これ、ノルウェーの大学に共通して言えることかはわからないけれども、とても面白いと思う。

SODとは

『Designing Complexity』の著者でもあるBirger Sevaldson教授がSODについて授業でレクチャー。
System thnkingとは何か。EcologyがSystem thikingの究極的な例であると話してくれました。それは研究室で再現できるものではないけども、コンピューターでシミュレーションすることは可能であるとも(地球温暖化のような事例)。

システムとはリアルにそこにあるのか?それとも認知上のものか?
ヒエラルキーは?境界線は?

System Theory is the science of interconnectedness

Birger Sevaldson

General system theory に関しては、食物連鎖を例に挙げて、Food chainではなく、Food webであることについて言及。

そして、System Oriented Designについては、
”SODでは、ビジネスや組織をエコロジーとみなします。例えば、緑化については、持続可能性だけ考えるのではなく、テクノロジー、経済、文化、政治、そして市場等もとらえる。”と説明してくれました。

Look beyond the object
Helps you to unfold the complexity of seemingly simple things.
Work with problematiques
Problems are interconnected and networked. While solving problems, maybe other problems are created.

Birger Sevaldson

もちろんほかにも様々あったのですが、SODを用いたソリューションデザインでは、Right or Wrongということはなく、Better or Worseで評価するようです。なるほどいい考え方だなとパッと思ったわけですが、デザインの正しさってなんだろうと考えれば深い世界です。

そして、Designers can visualize it. (デザイナーは可視化することができる。)ということ。
仕組みをあらゆる形で可視化する能力こそ、このSODのマスターコースを通して得る、デザイナーとしてのハードスキルなのかな、と、今のところ理解しています。

SODの事例紹介

実際にSODを使って問題解決やサービスをつくる事例を紹介いただきました。

3年後ここまでいけるかな。。

振り返り

5人組のグループになり、模造紙にどういう形でSODと自分たちの生活を結び付けるかマッピングをしました。あーだこーだあーだこーだ。
沢山の学びの分野と、生活のどの分野にSODを使うことができるのか(キャリア、会社のプロジェクトなどなど)。

他のグループの振り返りの発表では、境界線への挑戦、自由すぎるのでスタートとゴールがないこと、掘り下げるべき課題の選び方の難しさ、経験による見解のバイアス、などがあげられていました。

それに対して、教授たちからは、以下のようなコメントがありました。

  • 時間という境界線は比較的考慮に取り入れやすい

  • 掘り下げるべき課題をみつける方法はない

  • 「シナリオシンキング」複数の可能性を検討し、未来を考える

  • 一度システムを変えたら、もう二度と同じ状態に戻ることはない

  • つくったものと、創り出した後それが与える影響に責任をもつことが、今のデザイナーには一般的な通念になってきた

System Oriented Designerに、私は、なる!

Day 2 が終わって振り返り


夜ご飯

これから3年間一緒に勉強する仲間たちと夜ご飯。
たまたま、私の前に先生が座っていたので、私の今の状態を話してみた。
というのも、私は今仕事をしていなくて、この勉強をしながらまだまだいろいろキャリアの可能性を考えていたい。
そんな思いを伝えたら、この環境はまさにぴったりだと言ってくれた。

あーよかった。
いや、私もそんな気がしてならなかったけど、いろんな経験がある人にそう言ってもらえると、やっぱりなんだかホッとした。
なんの保証もないけども、それでも嬉しかったな。

オスロのトルコ料理のレストランでグリルチキン

Day 3

システムシンキングの変遷

1.Systems thikning 
システムシンキングの最初の波はCyberneticな考え方。例として挙げられていたのは、家の値段。別荘地で複数の家が建てられると、その地域の景観が乱れるということで、建物を建てることを制限するとする。すると、その土地の値段が上がるというようなこと。ただ、このアプローチは機械的すぎて、人の動向など予見できないことが含まれるソーシャルシステムの仕組みを考える上ではデザインのプロセスとして実用的ではなかったそう。

2.Soft systems thinking
そして第二にやってきたのが、Soft system thinkingというもので、システムは固定的なものではなく、混沌としていて、それまで提唱されていたSystem thikingよりもフレキシブルなものとしました。人間活動などの予見可能性の低い要素を取り入れたわけです。それでもこの考え方が、実際的なデザインプロセスに用いられませんでした。というのも、デザインのプロセスは多種多様、ケースバイケース。一定のデザインプロセスやソリューションなどの型にはめることができないわけです。

3.Critical systems thinking
結果として、3つ目のCritical systems thinking。それが、複数の方法を用いて、ケースバイケースにデザインのプロセスやソリューションを用いる考え方のようです。デザインとは、そもそも何か新しいものをつくりだすことなので、プロセスやソリューションがフレキシブルでないことは、デザインにとって生産的ではないとのことです。

4.Boundaries
そして近年は、Boundaries(境界線)に注目してSystem thinkingを考えるよう。人それぞれが経験してきたものをベースにした認知がどのようにしくみづくりに影響を与えるか、などなど。

私の理解が100%正しいかどうかはわかりません。なので、興味がある方はぜひ自分で調べてみてください。

4番目に出てきた境界線についてのトピックは特に興味深いと思い、今後読み深めていきたいと思います。

インタビューと観察と(Outsider Witness Process)

3人のグループに分かれ、それぞれインタビュアー、インタビュイー、オブザーバーを担当し以下の質問についてインタビュー。

私の回答は以下のようなこと。

私は、Systems thinkingを今までのキャリアでなんとなく利用していた感覚があったわけですが(例えば、改善のマッピングとか、User Journeyマッピング)、ふわふわした形のないものでした。
それを、SODのコースで学ぶことによって、もっと確実に使えるスキルとしたい。すでに、自分が簡単にできると思っていたことが、できなかったなど、知っていたと思っていたことを知らなかったという感覚をひしひしと感じています。これは、とても嬉しいこと。

そして、SODを学んだら、それを仕事だけではなくて、プライベートの生活にも活かして、より包括的で持続的な選択をできるようにしたいな、なんて思っています。

そして、コースでは、馬鹿な人でいたい。馬鹿な真似をするのではなくて、素直に意見や質問があれば声をあげられる人でいたい。それによって、クラスの人たちがもっと他の人の目を気にせずに、自身の考えや経験をシェアできるようになったら、クラス全体でポジティブな流れになると信じている。

他の生徒には、オープンでフレンドリーな姿勢を期待している。もちろん差別的なことはなく、違う意見でも尊重して好奇心をもって質問できるような姿勢。私もそうしたい。

差別的な扱いが見受けられたら、このクラスを続けるのは残念だけどもドロップアウトするだろうな。。

そして、、
私がインタビューをしていた時には、オブザーバーからEmpathyにあふれるいいインタビューだったと感想をもらった。
また、インタビューイーの回答に関して、その回答を繰り返して確認し、どうしてそう思うのかと好奇心をもって質問していたようで、インタビューされる側は自分の考えを聞いてもらえたという感覚があったとのこと。
さりげなくうちの会社(ノルウェーの大手メディア)においでよと言ってもらえたのはびっくり嬉しかった。

Outsider Witness Processとは、インタビューの受け手が「聞いてもらえた」というように感じるにはとても良い方法とのこと。また、自分はこんなことをしたいといったようなことをインタビューで答えると、オブザーバーにリピートされることにより、コミットメントする感覚を得ることもできるそう。おもしろいですね。

学部3年生のSODコース見学

30分あてがわれたこの時間。30分では足りない!!
建築、インダストリアルデザイン、インタラクションデザイン、すべての学生は7週間のSODコースを取ることが必須とのこと。
UNDPの課題について、5人くらいのグループに分かれ、SODを用いて取り組んでいました。

リッチなデザインスペースとは何か、教えてもらいました。
ひえー楽しそう。もう、私もチームに入れてって頼みそうになった。

ZIP Analysis

これは、Gigamappinngしたあとに、優先順位づけするための手法だそう。
説明がものすごく短かったのだけども、きっと実際やると質問で頭が埋め尽くされるんだろうな。

Learning group

コースのメンバーが5人組に分けられて、これからその5人組でこれから勉強していくとのこと。なんたって一か月に3日しか授業等がないので、その他はセルフスタディ。この5人組でお互い質問しあったりなんだり乗り越える。いや、いいチームに恵まれた気がする。というか、いいチームにしかならないと思えるくらい、コースのメンバー全員素敵。

さー、、みんなに教えてもらおう。。

Day 3 振り返り(Fishbowl)

Day3というよりも、この3日間の総まとめ、何を学んだかをFishbowlという方法で振り返りました。

Fishbowlとは、簡単に言えば、円状に座っている人たちの中心に、席を4つなど置き、うち1つは空席にして3人が特定の話をしている間、周りの円状の席に座っている人たちはその話を聞く。
そして、3人の話が程よい時を見計らって、周りの円状の席に座っている人たちのうち誰かがその空席に座る。
すると、もともといた3人のうちの一人がその会話から抜けて、周りの円状の席に戻ってその他同様に話を聞き、真ん中の3人が引き続き話を続けるというファシリテーションの手法です。

私、この手法初めて知ったんですが、めちゃくちゃ緊張します。
そもそも、みんなに注目されながら話すって何。
パネルディスカッションで話しているお偉いさんみたいじゃないですか。

先生がこのFishbowlのあと、どうだった?と私たちに聞いたわけですが、私は一言「Scary」といいましたよ。
そうすると、どうすればよかったか?と、先生が聞き、「後一つ真ん中の席を増やすべきだった」とか、「周りの円状に座っている人はみんな反対方向を向いて座って、声だけ聴くべきだった」とか、なかなか面白い案があったりしました。

先生曰く、エンゲージメントの高い話題があったりすると、この手法はとてもうまくいくそうです。みんなが席を取り合いしていくようなイメージで。それは、、人の会話を割って入るようなことをあまりしないノルウェー人たちの国民性でもそうなるのだろうか、なんて、私はふと疑問に思っていたわけですが。。
自分がファシリテーターになるときには、この『怖いわー』という気持ちを忘れずにいたいと思います。

会議やワークショップのファシリテーションにも、様々学ぶことがありますね。

Theme 1のまとめ

はい。
同じコースに参加する、20人くらいのFellow studentと知り合いになるだけでも、私にはだいぶ手一杯な3日間だったわけです。
SODのマインドセットやプロジェクトのケースを、前よりも少し具体的にイメージすることができるようになりました。
とはいえ、「知っている」という感覚から「知らない」という感覚になった3日間だったわけでもあります。ここから、学びがスタートという感じ。

また、このコースではいわゆるExposures(みんなの前で発表すること、意見すること、質問すること)の機会があふれていました。Cognitive Behavioral Therapy(CBT)を自身が受け、かつPractitionerになるべく学んでいる私には、練習の機会と気づきが沢山ありました。引き続き、このマスターコースを、CBT Practitionerになるための訓練とします。

ここまで最初から最後まで読みきった方、凄いです。脱帽です。
誤字脱字失礼いたしました。

ぜひ次のセミナー(3月19日)も、このような形で記録できるよう、書くこと(描くこと)をスキコメントで応援してもらえると嬉しいです!




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Midori in Norway
ノルウェーに引越しました! 最近右が分かるようになってきて左はまだわかりません。 サポート、ありがとうございます!