フリーランスママへ。働く前でも新2号認定で保育を無償化する方法
こんにちは!2児の母、miです。
今回は、幼稚園の預かり保育が無償化される『新2号認定』への道のりを詳しくお伝えします。
・幼稚園へ通わせているフリーランスママ
・就園前で働き方が決まっていないママ
・クラウドソーシングや直接契約でお仕事をするママ
・保育園or幼稚園で迷っている家庭
そんな方々の参考になれば、と思いながら書いたnoteです。
新2号認定は確定申告前・開業前でもOK
私、長い間勘違いしていたんです。
新2号認定を受けられるのは
「この人働いてるんですよ!」
と誰かに証明してもらえる人だけだと思っていました。
私のような
・クラウドソーシングなどの業務委託で仕事をする人
・働きたてで、納税を証明するものがない人
そんな人は、対象外……とずっと思い込んでいました。
しかしまったくそんなことはありません。
新2号認定が受けられたんです。
幼稚園の新2号認定が受けられる条件
まずは自分が条件を満たしているか確認してみましょう。
フリーランスで働くママは『就労』に当てはまりますね。
そして毎月16日以上かつ64時間労働していることが必須です。
私は月にだいたい18日、1日につき4時間以上は稼働しているので条件クリアとなりました。
稼働時間を証明する人がいなくても大丈夫です。
これからフリーランスで働く、という人は『求職活動(起業準備を含む)』に当てはまります。
相談→書類提出!1日も早くことが大事
新2号認定の条件を満たした人は、すぐ行動に移しましょう。
なぜなら、行動が早ければ早いほど新2号認定(無償化)される日は近くなるからです。
①幼稚園の先生に相談
まずは担任の先生、または事務の方に相談。
「フリーランスで働き始めたので(働きたいと思っているので)、預かり保育の補償を受けたいと思っています。どうすればいいでしょうか?」
とたずねると話が早いでしょう。
すぐに必要な書類をもらえます。
入園前の方は、園見学会・入園説明会で相談すればOK。
受け取った書類
⑴施設等利用給付認定届出事項変更届
付属の見本を見ながら記入すれば、サクッと書けます。
⑵就労証明書
問題はこちらです。
雇い主がいるわけではないので、自分で書かなければなりません。
そのため次の行動に移りましょう。
②市役所の幼児政策係に連絡
さいたま市では『幼児政策係』という所が幼稚園の認定に関わっています。
幼児政策係への問い合わせは、市役所に足を運ぶ必要はなく電話でOKです。
以下、私と市役所職員さんのやりとりを簡潔にまとめてみましたのでご覧ください。
こんな感じのやりとりでした。
「クラウドソーシングを通じてWEBライターの仕事をしている」という説明も、すんなり分かっていただけました。
(普段仕事の話をすると、「クラウドソーシングって何?」ってところから説明するシーンが多いですよね。)
③必要書類を幼稚園に提出
⑴就労証明書(夫婦で2通)
夫:職場で記入してもらう
私:自分で記入
⑵施設等利用給付認定届出事項変更届
⑶印刷したポートフォリオ(稼働時間の記載必須)
上記3種、合計4通を幼稚園に提出しました。案外難しいことや面倒なことはしないんだな、という印象でした。
(免許証・住民票・通帳のコピーなど、公的書類にありがちなコピー類の提出は不要でした。)
施設等利用給付認定通知書が届いた!晴れて新2号認定
3週間ほどしたら『施設等利用給付認定通知書』が自宅に届きました。
認定日は申請した日で、認定通知書を待つ間も預かり保育代は補償されました。←これが1日でも早く動く理由です。
新2号認定施設等利用費(補償金)の受け取り方
続いては補償金の受け取り方について説明します。
預かり保育料が自動的に支払われる場合は少なく、基本的に「償還払い」となる幼稚園が大多数です。
償還払いにも書類の提出が必要となります。
⑴施設等利用費支給申請兼請求書(償還払い用)
→3ヶ月に1度幼稚園から用紙を渡されます。
⑵特定子ども・子育て支援提供証明書
⑶施設などに支払った金額を証明する領収書等
⑴は記入、⑵⑶については幼稚園から受け取ったものをそのまま提出しましょう。
3ヶ月に1度の提出は少々手間ですが、数回書けば慣れます。
自治体の補償を受けてのびのび働こう
市役所の方はどんな質問にも親切に答えてくれました。
「電話で雑に扱われたらイヤだな…」
と心配しましたが、とても丁寧な対応をしてもらえましたよ。
そして、幼稚園の新2号認定の補償を受けるうちに
「こんなに手厚く補償をしてくれるさいたま市に、私もなにか貢献したい」
と思い、仕事に対する意識も変化がありました。
そして新2号認定がきっかけとなり、現在私は地域ライターとしても活動しています。
「面倒だから……」
「間違ってたら嫌だから……」
と、一歩踏み出さないのはもったいないです。
知り合いのママ達にも、
「そんな補償知らなかった! 知れて良かった!」
と言ってもらえるので、行動してみて本当に良かったと思っています。
このnoteも、ご覧の誰かのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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