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ミッコのオタク遍歴を辿る vol.3

前回の続き。
時系列が気になる方はシリーズの最初の記事からどうぞ!

若俳をガチ推しする楽しさと大変さ

前回記事のラストに匂わせだけしていた、若俳推し期間のお話。
趣味なのに本末転倒なお話なんですが、この頃が一番オタクを"がんばってた"時期だったなと思います。

ある日のテニミュのお見送り。別に千秋楽でもない公演だったはずなんですが、なぜか私はその日大泣き。泣き止むことなく、お見送りタイミングにも大泣きしている私。そんなたいそう怪しいオタクに全開笑顔を向けてくれたのが、人生で一番追いかけた若俳の推しでした。

当然、テニミュはいずれ出演しなくなるので、その後は彼が出る公演にマメに通い、ブログを通知オンにして、できるだけ早く毎回コメントを残し、公演に入るたびにお手紙を送る日々。(当時は辛かったんですが、彼の事務所がプレゼント禁止だったおかげで大学生ミッコの財政は守られました。)浜松⇔東京を青春18きっぷで往復するなんてもう二度とやりたくありません。

そしてテニミュ卒業後しばらくして決まったのが、サンリオピューロランド内のステージで行われる公演への出演。さて、ここからサンリオピューロランドに通う日々が始まります。
当時の私はサンリオに興味はなかったのですが、後にこの通った日々のおかげでキティさんのオタクにも変身します。出会わせてくれた推し、ありがとう。

サンリオピューロランドの床に座り続ける日々

は?みたいな見出しでスタートしました。あの頃の私は、誰よりもサンリオピューロランドの床に座ったと言っても過言ではない時期でした。
と、言いますのも、サンリオピューロランド内の公演は1日に複数回の公演がありました。かつ、チケットなんてものはないので、先着で自由に席を選ぶことができます。つまり、公演終わりにすぐ並べば良い席で見ることが確約されるというわけです。
わざわざ浜松から行ってるくらいですから、せっかくなら良い席で見たい。たった1人、スマホだけをお供にサンリオピューロランドの床で何時間も待ったあの日々。正直二度とやりたくありませんが、それだけパッションがあったんだな、と思うと少し羨ましくもなります。
推しが客降り(※1)で近くに来るとわかってる席に行ける時は毎回陣取ったのに、高確率で干された(※2)のも今ではいい思い出です。塩対応推しに転がされるのが一番精神に良い。

※1…客席に演者が来ること
※2…ファンサービスをもらえないこと、自分にとって望ましくない結果になること。

私信が返信に変わった途端オタク熱が冷める

そんなこんなでガチ恋推しに狂った期間も、いずれ終わりが来ます。一番大きな理由は「彼のやる仕事が応援できなくなったから」です。推しの仕事を応援できなくなったときがオタクの辞め時とバンギャ時代に学んでいた私。しかし、なにせ最初で最後のガチ恋推しだったので、「それでも…ッ」みたいな乙女心(笑)も僅かにありました。
そんな私が「あ、もうだめなんだ」と思ったのは某SNSでメッセージに対して返信が届いた瞬間でした。
別に、晒したとて問題ないような、本当に当たり障りのない礼儀正しい文章を送っていただいただけだったんです。でも、それでも、今まで「えっ、これ私信じゃん!!!」と自分に向けてかもわからないような(多分大体ちがう)ブログの文言や写真に沸いてた私からすると、確定私宛のメッセージが「なんかちげぇな…」だったわけなんですよね。クソややこしい面倒くさいオタクやな、は100回言われました。
こうして、あっけなく私のガチ恋推し期間は終わりました。だけど、来年2月に推しが大阪に来るらしいから現場入るか正直悩んでる。ちょろいオタク、現場入りしたらまた感想を綴ります。

再びアイドルに舞い戻り、アイドル狂いオタク期突入

若俳を全力で推すのがしんどくなっていた頃、なんとなく「KAT-TUNのオタクに戻れるかな〜」と思って動画を漁った結果、意味がわかんないことにV6にハマります。

そろそろ長くなってきたので締めようと思うんですが、冒頭見出しの回収だけ…。
若俳を推す楽しさと大変さは、私にとってはイコール距離の近さでした。
距離が近いから認知がもらえる。距離が近いから接触回数も増える。
だけど、そうなると私にとっては「認知もらうためにがんばろう」とか、「認知もらえたんだからがんばろう」とか、際限なく頑張らなきゃならない環境であることと同義でした。
と、ここまで言っときながら私のガチ恋推しが私を認知していたかは未だに謎に包まれているままです。確定で認知をもらってたのはなぜか友人の推し。もう二度と若俳に「お気遣いありがとうございます。」なんて言われる経験はありません。(友人の付き合いで、友人の推しの誕生日イベントに行ってた時の一コマ)
「いつもありがとう」とか言わず、誰推しだろうと通ってようとなかろうと平等でいてくれた、そんな君のプロ根性が大好きでした。良い思い出をありがとう。

では、長くなったので出戻りアイドルオタク期のことはまた次の記事で。

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