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日本万歳!オリンピック万歳!
外国語を勉強していてよかったと思うことは多々あるが、そのうちのひとつが日本を外から見れることだ。
今日またひとつ日本のスゴイところを見つけた。
イタリアのオンラインニュースのIl Postを読んでいて、この記事をみつけた。
I pittogrammi olimpici raccontano delle storie という題名がついているが、「オリンピックのピクトグラムが歴史を語る」というような意味である。
2020年(開催は2021年だが)東京五輪の開会式でのピクトグラムパフォーマンスは覚えているが、なんだかあの時の開会式閉会式は小さいテーマがごちゃごちゃ詰め込まれていたのであまり記憶にのこらなかったのが事実。
しかし、実はこのピクトグラムが初めて使われたのは1964年の東京五輪。今日私はIl Postで記事を読むまで恥ずかしいことにそれを知らなかった(涙)。
「1964年日本で開催されたオリンピックで、まず日本に立ちはだかったのが言語の壁。当時、日本国外で日本語を理解できる人はほとんどいなかったから、海外から来る人たちと言語にたよらずにコミュニケーションをとる方法が必要とされた。」
と書いてある。
そう!!!ほんとそう!!!
わたしはかねがね、誰とも意思の疎通がはかれないであろう海外に、それも船などでオリンピック参加し、メダルまで持ち帰った日本人の、なんて偉大なことであろう!と感心していたが、しかし、そう、ホスト国としての苦労に思いをはせたことはなかった!!!
オリンピックを主宰し、さんざっぱら人を集めておきながら、共通言語がない。。。つらすぎる。そしてそれを成功させた日本人の先輩方の、なんとすごいこと!
Summer Olympic pictograms through time 😍 Tokyo 1964 - Tokyo 2020 #500DaysToGo @tokyo2020 https://t.co/bI0QsIQx7H pic.twitter.com/SOtmWD7Qkt
— The Olympic Games (@Olympics) March 12, 2019
東京五輪のポスターもシンプルながら美しすぎる。
パリ五輪の開会式。フランス人じゃないレディガガやらセリーヌ・ディオンやらが登場することに違和感を抱き、ジダンかっこいいと思い、パリって世界的なネタがあってうらやましいと思い、なんでここでLGBTQを無理やり主張するよ?と疑問を感じた。キリスト教ではないわたしをふくめ、たぶん大半の日本人は感じなかったであろう最後の晩餐的構図からの宗教への冒涜疑惑などがあることはすぐにイタリアのニュースでも報じられた。
そんなこんな考えると、なんだかちまちましててどうよ?と思った2020東京五輪開会式閉会式の在り方は正しかったのかも。だって、式が目立ったって。主役は選手たちですから。お金かけるべきは競技の開催と選手の健康。
東京五輪は無観客であったゆえ問題が少なかったのかもしれないが、問題山積のパリ五輪、もう少し楽しませてもらおうと思う。
でも、記事を読んで、やはり日本ってすごい底力と想像力があるって誇らしく感じた今日だった。
そして、外国人と話したりしてて思うことだけれど、日本人って、日本のすごいところをあまり教えられて育たない。戦後教育の問題点だと思う。海外に誇れる日本の歴史的な事実はちゃんと教育現場でおしえてよ!!とあらためて思う。いろいろと忖度せずに、さ。