テリー・ガーが亡くなった。
・・・とわたしがでかでか書いても、「だれ?」と思う方は多いだろう。
今日、ネットニュースで、アメリカの俳優のテリー・ガーさんが亡くなったのを知った。
実はわたしも彼女にものすごく詳しいわけではない。
しかし、フランシス・コッポラの映画、「ワン・フロム・ザ・ハート」が大好きで。
1982年の映画だが、主演はフレデリック・フォレストとテリー・ガー。
ラス・ベガスで同棲していたハンクとフラニーだが、大喧嘩をしてフラニー(テリー・ガー演ずる)が家を出る。二人はお互いにふっきれないながらもそれぞれ新しい恋に落ちる。ハンクはダンサーのライラ(なスターシャ・金スキー)と。フラニーはピアニストのレイ(ラウル・ジュリア)と。彼らの恋の行方は。。。というような内容なのだが、これが素敵なミュージカルみたいな映画で。
主演の四人がすべて魅力的。テリー・ガーはとてもかわいらしかったし、なスターシャ・キンスキーの猫族のようなしなやかさはとても美しかった。
そしてラウル・ジュリアはあくまでキザなラテン男だった。素敵な俳優で大好きだけど、たぶんアダムス・ファミリーのパパ役で日本では知られていると思う。ラウル・ジュリアも若くして世を去ってしまった。
テリー・ガーはもう79歳だったのか。
でもわたしの脳内では永遠にワン・フロム・ザ・ハートの時の彼女だ。
音楽はトム・ウェイツ。今考えてもめちゃくちゃゴージャスだ。
もう一度観てみたくて、さっきアマゾンでDVDを注文した。11月初めに届く様子。もうずっと観てない映画だから、久しぶりに観たらどういう感想を抱くのだろうか・・・
ご冥福を心よりお祈りします。
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