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片付ける前に必要なマインド

何度も挫折した片付けをする中で、気づいた重要なマインドをお伝えします。

「自分の心を満たしてあげる」

早く片付けたい、すっきりとした暮らしがしたい、そう思う気持ちよくわかります。
私自身もそうでした。
でも、片付けているはずなのにあまり変わらない、心がモヤモヤすることがありました。
どうしてだろうと、その時から自分との対話がはじまりました。
片付けのコツや方法を試す前に、自分と向き合い、心を満たす必要があったのです。


自分の心を満たす方法

今すぐできるやりたいことをやる

自分の心が満たされないと考えたとき、やりたいことができていないと気づきました。
当時、生活環境が変わって自分時間が激減。
それまでできていた読書やイラストを描くこと、
ジャーナリングで思考を整理することができなくなっていました。
そんなフラストレーションを抱えたまま片付けても、モチベーションが低空飛行です。
アップテンポな曲をかけたり、憧れのミニマリストの部屋の画像を見ても、いや、こんなの無理でしょ。
自己否定して自分にはできないって、勝手に決めつけていたのです。

すぐできることをいくつか知っておくと、色々な場面で便利なのでおすすめです。
私の場合は、読書、ジャーナリング、音楽を聴く、柴犬の動画を見る。
外出先なら、空を見る、少し歩く、ゆっくり呼吸する。
方法が浮かばない方は、次のことを意識してみてくださいね。

自分の気持ちを知る

自分の心を満たすためには、いま感じていることに意識を向けることです。
嬉しい、たのしい、心地よい
そう感じることは一瞬で、意識しないと何でそう感じたかわからなくなってしまいます。
心が動いたなって思ったら意識を向けることがカギです。

負の感情が出てきてもいいの?

感情はコントロールしなくてよいと考えています。
喜怒哀楽という言葉の通り、複雑な感情が混ざり合って生きているのが人間です。
怒りや悲しみの感情があって当たり前
そんな感情が出てきたら、うんうん、そうだよねって肯定してあげてくださいね。
「それで、ほんとのところどうしたいの?」と問いかけてみてください。
きっとあなたの本心が見えてきますよ。
ただ、ひとつ注意したいのは、負の感情を人にぶつけないことです。
それはただの自己中心的になってしまいます。
あくまでも、自分の中に留めておきましょうね。
私はノートに負の感情を書き出して、心を凪にしています。

心が満たされたあとの変化

砂漠のように渇ききった心が満たされると、周りのことが見えてきます。
人にやさしくできたり、じゅうぶん満たされてるなって気づける。
心に余裕が生まれます。
欠けた部分をみるより、満たされ部分に目を向けてみましょう。

これは片付けにも通じていて、「今じゅうぶんに持っているな」と、心から思う瞬間が訪れるのです。
そうすると、あれだけあった物欲が自然とおさまり、浪費をしなくなりました。
自分はもうじゅうぶん持っている、今あるものを大切にしようと愛着がわいてくるのです。

さいごに

片付けのノウハウを知る前に、自分の気持ちを知ることが大切です。
理想や憧れがあるとがんばれますが、そこへ到達できない自分の不甲斐なさに嫌気が差すことが何度もありました。
なんでこんなこともできないのだろう、全然理想に近づけない焦り、変わらない現状。やっぱりだめなんだと烙印を押す。
何度も挫折してきたからこそ、痛いほど気持ちがわかります。

例えば、親友が落ち込んでいたら「大丈夫だよ」って声をかけますよね。
それと同じように、やさしい言葉を自分にもかけてあげてください
だめなのではなく、ただやり方を知らなかっただけ。
できることから小さくやってみませんか。


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