創作活動をする理由を考えてみた-たぶん神になりたいから
私はたぶん、神になりたい。
神になって思い通りの世界を作りたい。
思い通りの物語を生み出したい。
きっと、だから漫画描いたり小説書いたりしてるんだと思う。
創作活動の理由を考えてたどり着いた結論
ここ数ヶ月作品作りに行き詰まり感があって、作品が出来上がらない状態が続いています。
今まではペースは遅くとも好きに作ってきたというのに、最近になってテーマを考えたりだとか読み手のことを意識してみたりだとか、大した実力もないのに色々考えるようになってしまったのが原因だと思うのです。
けどそうやって脳みそぐるぐるかき回してるときに、一旦もうちょっと深くにある、どうしてそんなに創作活動をしたいのかを考えた結果、たどり着いたのが「世界を思い通りにしたい」んだなというとてもわがままな感情でした。
どうして神になりたいとかいう突拍子もない考えが
私と言うのは現実世界に対してもそんなことを考える厚かましい人間で、あれがこうなったらいいのに、とか、ここはこうしろよ、とか、心の中で悪態をつくことがある。けどもそれを表に出したらきっと叩かれるから、それが怖くて心の中に押しとどめている臆病な人間でもあるのです。
そんな思いを抱えたまま発散せずにいても、結局この社会に不満が溜まっていくだけで、自分をさらけ出さないからこそ賛同を寄せてくれる人もいないし、どんどん人間的に縮こまっていってしまいます。
……私の負の感情による環境の解説はさておき、そんな思いを持っているから、多分は私は創作活動によって思い通りの理想の世界を描き出そうとしているのでしょう。
だって作品の中では私の思い通りの社会が、人間が、物語が描ける!
こんなに楽しいことはありません!
ハッピーエンドもバッドエンドも思い通り!
現実世界では決して達成できないカタルシスを得ることが出来るから、作品の世界の中では私は神になることが出来るから、だから私は創作活動をするのだと、たぶんそういうことなのです。
ただの中二病とかモラトリアムじゃないか
まったくもってその通りで、私は今だに人生の指針を持てていませんから、そんな考えがあるのだと思います。人間として成熟することが今後必要になってくると思います。
いくら作品に感情を向けてるとはいえ、私自身の考え方を変えないと不満を消すことはできませんし、自分自身がしんどいだけですもんね。
でももうここまで来てこんな性格ならたぶんは私はずっとこんな性格のままだとも思うのです。
だったらもうこれを創作の糧にするしかないのですよ。
結局何が言いたいのか
作品を作る際に、どうしたら面白くなるのかとか、どういうテーマで書けばいいのだとか、考えることはとても大切ですけど、そこで行き詰まるのならば、いっぺん作品を作っている理由を考えてみることでヒントが見えてくるんじゃないかなと思った次第です。
私は要するに、神になりたいので、ひとまず自分の理想通りに好きに作ってみて、読み手のこととかテーマとかはあとから微調整するという手もあるんじゃないかなと思いました。
まあ、これがうまくいくかどうかは知りませんけど(笑)