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文化の違い / ハワイが教えてくれること

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ハワイ暮らしの驚き、戸惑い、不思議、感動。外国人として海外で生きることで直面する文化の違い。そして見直したこれまでの常識、生き方。これからの人生をどう生きるか?を考えさせられる学…
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#ハワイで仕事

“真面目”は長所。でもそれは、ハワイでは"クソ真面目"に匹敵する短所?

「Mimiの真面目なところは長所だけど そこに"クソ"が付いたら それは短所になるからね。 ハワイに来たのだから ハワイのペースに合わせて 真面目もほどほどにやらないとパンクするよ」 私がハワイに来た時 大切な人からもらったアドバイス。 「真面目」は 長所として捉えられることが多い。 日本にいる時は 私の真面目も特に仕事においては 良い面として作用することが多かった。 しかしこの真面目には、落とし穴がある。 "クソ"が付いて"クソ真面目"になると それは短所に変わるのだ

2Jobは当たり前のハワイだし、好きな仕事をやってみればいい

私が日本で働いていた時は 2JobはNGだった。 残業が当たり前のフルタイムで働いている上に さらにもうひとつ仕事をしようなどという 余裕もなかったが やりたかったとしても 会社が2Jobを認めていなかった。 しかし最近では 日本でも2Jobを認める企業が増えてきたと聞く。 ハワイでは 2Jobなんて当たり前 なんなら3Jobの人も結構いる。 フルタイムの仕事の他に もうひとつパートタイムで働いている人 もしくはパートタイムで 2つ3つの仕事を掛け持つ人も少なくない。 生

ハワイ流!?仕事で100%頑張るとは

日本では 仕事に対し100%の姿勢で取り組むのは 当たり前だった。 やらなければいけないことを 期日内にミスなく終えることも当たり前。 「期待以上のこと」 を求められることもしばしば。 やり甲斐と達成感を糧にして 毎日120%の力を発揮して頑張る世界だった。 日本でそんな社会人生活を送っていた私が 今、ハワイの法律事務所で働いている。 初めて日本の会社、日本人の上司から離れ アメリカの会社でアメリカ人の上司と働く という緊張。 しかもアメリカの法律という 自分の中で全く新し

ヒヤヒヤするハワイ人の行動。でもそこから教わる「正しさ」より「優しさ」

ハワイ人の夫といると 日本人の感覚ではヒヤヒヤするようなことが たくさんある。 ある日、仕事の前にサーフィンに行った夫は 足を打って帰って来た。 足は少し腫れていて 「仕事に行ったら悪化しちゃいそう」 と言いながら 私が冷凍していたお餅を足に当て 電話をかけ始めた。 (お餅を冷却に使わないでーー) 「さっきサーフィンに行って来たら 足を打っちゃって腫れてきたから 今日は仕事に行けなさそう」 電話の相手は職場のマネージャーだと言う。 私は エーーッ!そんなこと言って大丈夫