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NEW YEAR~新年に聴きたい曲

明けましておめでとうございます。
昨年よりClubhouseで配信を始めた「Music Casket〜音楽小箱」もお陰様で今回で9回目、2022年の一発目は新年に聴きたい曲を集めてみました。
クリスマスソングに較べると、ニューイヤーソングは特に洋楽など習慣の違いからなかなか選曲が難しいものがありますが、関連キーワードを含めて、今回も独断と偏見でお送りします。

「Happy New Year」〜ABBA
昨年11月に40年ぶりにスタジオアルバムを発売したABBAが1980年にリリースした作品。これまでの人生を振り返り、今までご縁のあった人々も含めて新たな年の幸せを祈る、哀愁漂う中にもとても希望に満ち溢れた曲だと思います。新年の1曲目として相応しい曲として取り上げました。

 「Eye of the Tiger」〜Survivor
ご存知「ロッキー3」のテーマです。1982年リリースのこの曲、ビルボードでも6週連続1位を獲得しています。「寅年」のスタートに相応しい曲でしはないでしょうか。ハードなギターリフのイントロとミディアムテンポのポップなメロディは意外な組あ合わせですが、映画の情景にピッタリなナンバーに仕上がっています。

「Dawn~Sunrise Avenue」〜山本真央樹
 2021年のリリースのフュージョンアルバム大賞は彼にあげたいですね。山本真央樹君が昨年リリースした1st ソロアルバムからのナンバーです。彼がドラマーを務める若手フュージョンバンドDEZOLVEのメンバー初め、角松敏生、山本恭司、本田雅人など錚々たるメンバーで録音された渾身の一枚!昨年のBLUE NOTE TOKYOでのデビューライブもソールドアウトの大盛況、当にフュージョン界のサラブレッドです。アルバム2曲目のナンバーで夜明けから朝日が差し込む様を優雅に表現しています。

「朝焼け」〜カシオペア
ルーム開催当日、先の山本真央樹君が元カシオペアのドラマー神保彰さんのYoutubeライブに出演されていたと聞いて、早速観てみるとお二人のドラムセッション動画がなんと素晴らしいこと。その中で「新年といえばこれでしょう!」と神保さんが取り上げていたのがカシオペアのお馴染みのナンバー「朝焼け」でしたので、急遽取り上げることに。このヴァージョンは1981年リリースのハーヴィーメイソンプロデュース作「Eye of the Mind」収録ヴァージョンです。

「Funky New Year」〜イーグルス
1978年リリース。クリスマス特集で取り上げた「PLEASE COME HOME FOR CHRISTMAS」(邦題:ふたりだけのクリスマス)のカップリング曲。タイトル通りパーティが空けて新年を祝う楽しい雰囲気が伝わってきます。いかにもイーグルス、いかにもジョーウォルシュといった作風ですね。

「Sunshine of Your Love」〜クリーム
ここから2曲はタイトル優先での選曲させて頂きました。60年代のブリティッシュロックの雄、エリッククラプトン、ジンジャーベイカー、ジャックブルースによるトリオ、クリームのナンバーです。熱いロックスピリットを感じることが出来ます。少年の心に戻してくれる一曲ですね。

「Sunny」~Wes Montgomery
ビバップスタイルのジャズギターの名手、ウェスモンゴメリーがイージーリスニングアレンジで往年のヒット曲をカバーしたナンバーが中心のアルバム「夢のカルフォルニア」に収録されています。2011年にこの曲をモチーフとした韓国映画「サニー〜永遠の仲間たち」がヒットして日本でも篠原涼子主演でリメイクされましたね。

「ニューイヤーズデイ」~U2
次の2曲はタイトルこそ同じですが、ブリティッシュロックとアメリカンロックの代表的なバンドの2曲です。楽曲の違いを比較してみると実に興味深いです。こちらU2の方は1983年リリースでヨーロッパ各地で大ヒット、絶望の中に希望を見出すような歌詞ですがキレのあるキャッチーなメロディが特徴のナンバーです。

「ニューイヤーズデイ」〜BON JOVI
こちらは最近の録音、2016年11月にリリースされたアルバム「This House is not for Sale」からのナンバー。既にギタリストのリッチーサンボラが脱退していますが、円熟した現在の彼ららしい曲に仕上がっています。
他にもテーラースウィフトが「New Years Day」のタイトルで曲をリリースしています。

「Sun Goddess」~ラムゼイルイス
Sun Goddesをウィキべディアで調べると「天照大神」、でもアースウインド&ファイヤと関係も深いラムゼイなら太陽神は天照大神よりラーの方がピッタリかも知れません。ギターのカッティングから始まるファンキーで軽快なナンバーです。以前、ブルーノート東京にラムゼイのライブを観に行きました。大きなスタンウェイのグランドピアノが記憶に残っていますが、この年、我が家にもグランドピアノがやってきて、その時の搬入担当者がラムゼイの東京公演でもピアノを搬入したとのことでした。

「YOMEGASHIMA」〜「早春賦」 山本恭司
島根県松江に嫁が島という島があります。松江出身のギタリストの山本恭司さんが嫁が島をイメージして尺八のような効果をギターで出しています。(EBOWという機材を使っています。)1分ぐらいの小曲ですが、これに日本の古い民話などをオムニバズ形式で様々なアーティストとしてコラボしたアルバム「六弦心」のVol.2に収録されている「早春賦」を続けてお送りします。曲の背景としては新年よりもう少し春に近づいていますが、長野県安曇野あたりでまだまだ寒くて来ぬ春を待っている情景が美しく奏でられています。

今回もリクエストを頂きました。有難うございます。
リクエスト1曲目は「Memories」~Maroon5
直接的にNew Yearではないですが過去にいろいろあったけど、気持ちを切り替えて新たなスタートを切ろう、というマインドはABBAやU2のニューイヤーソングにも匹敵するとても素敵なナンバーです。
リクエスト2曲目、「序曲〜夢のちまた」〜エレファントカシマシ
 宮本氏が感情を爆発させて歌い上げる素敵なナンバーです。
やはり人は夢を持ち希望に生きるのでしょうか。新年特集をやって、そこに込められた熱い想いを感じました。
他にもスティービーワンダーの「心の歌」、テイラースウィフトの「New Years Day」などが新年に相応しい曲として挙げて頂きました。有難うございました。
次回はいよいよMusic Casket〜音楽小箱第10回目です。
バレンタインに相応しい愛のうたをお届けしようかな(笑)
それでは、また。

Ending(Directed to Keiko)
「Amazing Grace」~Kyoji Yamamoto

Amazon Musicのプレイリストのリンクはこちら
https://music.amazon.co.jp/user-playlists/47b28fbd6825413fbb8905396996ca76jajp?ref=dm_sh_1d47-0ac9-d7ab-c9da-c7e29

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