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流れに流れて今がある。(1)

元々私は本を読むことが大好きで、入学した短大でも近代文学を専攻してました。

卒業後の進路は特に何も考えておらず、でも本を読むことは好きだったので、専攻科にすすめたらいいなぁなんてぼんやりと考えていた2年目の時、ひょんなことから祖父が住む近くにあるジュエリーの専門学校に通ったらどうか?と母にすすめられました。

本だけでなく、絵を描くことも好きだったけど、ジュエリーなんてまったくもって興味ありませんでした。

ジュエリーなんて、一部の人だけが身に着けるもの。
あってもなくても差しさわりの無いもの。

当時は学生でアクセサリーを身に着ける習慣が自分にないせいか、ピンとくるイメージはありませんでした。
そもそも母がなぜ突然その学校を勧めたかというと、当時一人で暮らしていた祖父のことが心配で、私が一緒に暮らしてくれると安心!という思いがあったからでした。
というか、母の思惑的にはこちらがメインでした。

「全然興味はないけれど、美術には興味があるし学校には通わせてくれるっていうし、まぁとりあえず学校の見学だけでも行ってみようかな~」

という、なんとなく軽いノリで学校見学にいってみたところ、意外や意外
当時の私のイメージとしては、とってもきらびやかな世界が広がっているのかな、と思ったら、そこは「the職人」の世界でした。

丁寧で地道な工程を経て仕上げていく過程は、そのキラキラした世界からは想像すらしていなかった細かな作業で、「おもしろそう!」と思いました。

これが、私がアクセサリーの世界へ入っていった、第一歩でした。



そんな私のアクセサリーが売っているのはこちら





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mimi
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