結婚指輪を手作りしてきた②
以前、結婚指輪を手作りしたことを記事にしました。
そしてその結婚指輪が、ようやく手元に届きました。
入籍前に夫と二人でせっせと作った結婚指輪。
どんな風に仕上がるのかな〜と
ずーっとずーっと楽しみに待っていたので
とってもうれしい。
ようやくのご対面!こちら。
二人ともピンクゴールドの指輪にしました。
最初、ピンクゴールドって華やかだし女の子らしすぎるし絶対違うよな〜
と思っていたわたし。
だけど試しにつけてみたら意外と肌馴染みがよくて、思ってたより派手じゃないし
むしろいい意味で目立たなくてさりげなくて、
やさしい感じに惹かれてしまい…
『あれ?ピンクゴールドありかも…?』
と思い始めて
最終的な決め手は夫が
「俺、ピンクゴールドにするわ!」と言ったこと。
ええ!夫、まさかのピンクゴールド?!
意外で笑ったけど
たしかに白くてきれいな夫の手に、ピンクゴールドはそれはそれはよく似合っていて。
それならわたしもお揃いにしよ!
とピンクゴールドに決定したのでした。
そしてこの指輪、よーく見ると
表面が少しポコポコしてるのですが
これは二人でせっせと指輪を削った跡。
思ったよりしっかり削り跡がついてて
それがまたいい感じに味のある仕上がりになっていました。
「このへんポコポコしてて可愛いね」
「ここは少し削りすぎたね」
表面を見ながらお互いの感想を言い合うのも
手作りならではの醍醐味で、また楽しい。
そして刻印は、記念日の他にお互いの似顔絵も書きました。
似顔絵はわたし、記念日と名前は夫の文字で。
何度も何度も練習したこの刻印が
わたしはかなりのお気に入りポイント。
このイラストを見ると、なんだか頬が緩んでしまうので
喧嘩しても、どんなにブチギレても
指輪を見たらまあいっかと思えそう。
手作り制作のわたしたちの指輪は
歪んでいたり、削り跡があったりして
既製品のように完璧ではないけど
ぬくもりがあって、不恰好なところすらも愛おしい。
すでに愛着いっぱいで飽きずにいつまでも見てられる。
いろいろ悩んだけど、手作りにしてよかったなあ〜と思います。
◇
そんなこんなで結婚してまだ一ヶ月のわたしたち。
指輪をつけてること自体変な感じでまだ慣れない。
指輪が目に入るたびソワソワして
うれしいような、恥ずかしいような気持ちになるし
誰になにを言われたわけでもないのに勝手に照れ臭くなったりして、それがもう自意識過剰でさらに恥ずかしい。
結婚して何年も一緒にいるご夫婦は
指輪を見てどんな気持ちになってるんだろう?
何年経っても、
ああ結婚したんだなあ、とか
わたしには夫がいるんだわ、とかいちいち思うものなのでしょうか。
それとも何も感じなくなるのかな。
そのうち鬱陶しくなってはずす日もくるのかな。笑
いつか指輪に埃がかぶって
「新婚のときは指輪とかつけてたよね〜」
なんて言う日がくるのかもしれないけど
それもまたおもしろいね。
そういう変化含めて、これからも夫婦ふたりで楽しく暮らしていきたいです。
◇
ちなみに、指輪制作したのは
「uchimari(ウチマリ)」というお店。
完全予約制の貸切なので落ち着いて作業ができるし
指輪と一緒に制作動画も送っていただいたり
写真もたくさん撮っていただいて
本当に楽しい思い出になりました。
(制作動画を結婚式で流すご夫婦もいるそう。素敵!)
自分たちの手で作ると思い出にもなるし
何よりとっても楽しかったので
これを機に夫婦でまたなにか作りたい。
「陶芸とかもやってみたいね〜」
なんて盛り上がった週末の我が家なのでした。