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閉業温泉の記憶 別府温泉 如意輪温泉
ここは果たして温泉なのかどうか。本当に普通の人は、こんなところまで入り込めないだろうと思います(笑)ただのよその家の温泉を借りているような雰囲気です。
残念ながら、今はなくなってしまいましたが、記録は残しておきたいと思いますので、書いておこうと思います。
まず、場所が分かりにくい(苦笑)
スタートはマルショク鶴高通り店です。いつも何かを買って、車を停めさせてもらっています(笑)
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横断歩道を渡ると、お薬師様がいらっしゃいます。温泉の目印です(笑)どこか近くにあるな…。
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ここから右に入ります。すでに舗装されておらず、獣道風になります…。
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看板が一応設置されています。合っているのだろうか…
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なるほど、ここから左か…。
左を見ると、こんな道(笑)どう見てもよその家(笑)
やっと着いた…。でもここ入っていいんだろうか?そんな雰囲気。
左手に番台っぽいところがありました。スタンプ置いてるけど、人気はなし。
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そこにお金を何人かそのまま置いています。ワイルドだな(笑)同じように百円を置いてお風呂に入らせていただきます。こんな貼り紙が…。さみしいですね。
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なんと小さな浴槽です。3人入ったらいっぱいだと思います。
訪れたのは廃業する1ヶ月前ほど。これが最後か…。と思いながらゆっくりと入らせてもらいました。タイルがところどころはがれ、貼り紙にあったように湯温がかなり下がっていました。
仕方ないのかなぁ…。と思いつつも、こういった温泉が次第に消えていくのは、非常にさみしいものがあります。
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だんだんこういう温泉が減っているのは仕方がないことだとは思いながらも、なんとか守ることができないものですかね。
温泉はその土地の文化の一部だと思っています。温泉がなくなることは、文化がなくなってしまうことにつながってしまわないか…。
大切にしていきたいですね。
このあたりにありました。