【社長さん向け書き方note講座①】note(ノート)の基本的な使い方と優れているポイント
noteはブログと何が違うの?
「note」(ノート)は、2014年にリリースされたWEBメディアのプラットフォームで、直感的な操作でコンテンツをアップできるのが魅力です。「ブログのようなものなの?」と思いがちですが、noteは文章や写真だけで構成されているわけではありません。
文章・画像・つぶやき・音声・動画の5つの形で記事をつくることができ、従来のブログよりも、自分に合った形で手軽に投稿できます。この”手軽さ”というのは意外と見落としがちなポイントですが、自分に合ったやり方でコンテンツづくりを始めないと、なかなか継続しないものです。
私自身もプロのライターであるとはいえ、初めから何でもスラスラと書けていたわけではありません。まして、自分が長年取り組んでいるテーマをいざ文字に起こそうとすると手が止まってしまいがちです。しかし、noteはそもそもクリエイターが創作活動をしやすいようなサービスとして生まれた経緯があり、随所においてブログサービスよりも使いやすさが際立っています。
具体的な機能などは後ほど紹介しますが、まずは「楽しみながら文章やその他のコンテンツをつくり続けられる」のがnote最大の魅力だとお伝えしておきます。本シリーズは全8回に分けて、noteがなぜ中小企業の社長さん向きであるかを紐解いていきますので、よろしくお付き合いくださいませ。
※ここからは、noteを使うのが初めての社長さん向けの内容となっています。今すぐ始めたいから、使い方だけ教えて!という方は、note公式の使い方・機能紹介・リニューアルのお知らせリンクを貼っておきますので、そちらをご参考にしてください。
社長さんは”一行”からでもいいので、書きグセを身につけよう!
noteを使ってみようと考えているということは、何か伝えたいことがあるわけですよね。「新しい商品・サービスを紹介したい」「自社のブランディングの一環として取り組みたい」「将来、本にまとめたいから日々思いついたことを書き溜めておきたい」等々、社長さんによって理由はさまざまだと思います。
文章は別にこれを書いてはいけません、というものはありませんから、お客様や業界関係者などに向けたメッセージを素直な心で書けば問題ありません。「そうは言っても、方山さんだから書けるんでしょ」とは知り合いの社長からもよく言われるのですが、文章を書くという点についていえば「卵が先ではなく、ニワトリが先」です。
どうせ書くなら読まれるコンテンツを作ろう!という心意気は大事ですが、最初からあまり気負い過ぎても、3週間も経たないうちにもうnoteを始めていたことすら忘れかけているでしょう笑 「読まれるコンテンツ」という成果に軸足を置くのではなく、まずは今のありのままの状態で「とにかく書くこと」です。それは別に、毎日一行とかでもかまいません。上手い・下手、文が長い・短いなんてことは、最初の3週間ではどうでもよいことです。
一行だけの文章を3週間書き続けて、意味があるの?という声が聞こえてきそうですが、はい意味はあります。3週間も毎日noteを触っていると馴染んでくると思うんですよね、気持ちと手が。この段階までくれば、noteの基本的な使い方は身についていると思うので、何も心配はいりません。文章を書くことは、基本的にランニングや筋トレなどと変わりません。継続してこそ意味をなすものですし、一夜にして筋肉質な体ができないように、一回やったくらいで文章が書ける脳力は身につきません。だからこそ、文章あまり書きたくないけど、書く必要性に迫られている方には一行トレーニングをおすすめしています。
noteの2つの特徴
noteでこの記事を読んでいて、何かに気づいていませんか? そうです、noteは「ランキングなし」「広告なし」が大きな特徴としてあげられます。この2つの特徴は、noteがブログのようでブログでないと感じるゆえんです。個人・法人を問わずに、有効活用できる理由だといえるでしょう。
さて、noteの特徴やガイダンスについては以上です。次の第2回は、noteの具体的な機能、投稿のやり方などを紹介します。この記事と次回の記事を読めば、もうnoteをスタートして頂いてかまいません。むしろ、実際に書きながら改良を加えていく「事上磨錬」の姿勢であるほうが、上達もはやくなるはずです。
それでは、また近いうちにお会いしましょう!