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倒産を恐れよ されど 倒産しても恐れるな
年末年始はまとまって時間が取れそうなので、読書や勉強に費やそうと思っています。
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日ごろから、八起会のFBページで毎日投稿をしておりますが、直近の倒産情報については、帝国データバンクや東京商工リサーチの記事にふれる機会が多いです。
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というわけで、今回は帝国データバンクがまとめた『倒産の前兆 30社の悲劇に学ぶ失敗の法則』という本を読み始めています。他にも、コロナ禍のときの倒産についてまとめられた類書もあったので、そちらも読んでみたいですね。
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いずれにせよ、さまざまな業種・事業規模の会社の事例を数多くたどり、毎月の例会に参加し続けていると「経営に対する危機意識」は常に養えます。私が八起会を通じて、倒産学にふれ続けるのは”人の振り見て、我が振り直せ”という戒めがやはり自分の中にあるからだと感じています。
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もちろん、倒産学だけを学んでいても事業を成長させることはできませんが、自社の経営の土台が揺らぎ、ぜんぜん間違った方向に事業を展開していては、成功するものも失敗に終わります。なぜなら、多くのケーススタディを行っていると、「倒産や経営不振には共通点」があることに気づけるからです。
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きちんとそのあたりを学びつつ、経営に取り組んでも遅いということはありません。経営者であれば、事業経営は1日も途切れることがない連続的な営みですから、事業の成長や経営の安定はいわば倒産学をまなび続けるための前提条件ともいえます。
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私の経験からも、「いかに成功させるか」も大事ですが、その反面として「いかに余計なことをしないか」「しなくてもいい、むしろしないほうがいいことなのに、経営者がついやってしまうことは何か」をきちんと知っておくほうが、結果としてシンプルな戦略をもって経営の舵取りができ、事業の成長に資するものと考えています。
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八起会のFacebookページでは日々、倒産・廃業・人間学などに関するテーマで情報発信を行っています。ご興味のある方は一度のぞいていただけると幸いです。
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年明けの例会は、1/18(土)18:00~ Zoomでどなたでも無料でご参加頂けます。
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本年も大変お世話になりました。次年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
善い年越しをお迎えください。
【追記】
八起会45周年記念誌『倒産を恐れよ されど 倒産しても恐れるな』は、倒産経験者のリアルな体験を集めた読みごたえのある内容となっています。
紙版・電子版の両方でお読みいただけますので、何か経営に迷いが生じたときに手に取って頂けると幸いです。
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![方山敏彦@オーズLLC](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153870150/profile_d4c964177f64d9624c754ed271b636b5.png?width=600&crop=1:1,smart)