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出版社の赤字・減益の割合は「66.1%」

出版社の実に3分の2が、赤字もしくは減益という帝国データバンクの記事。


私も出版業に携わってはいるため、「大変ですね」と声をかけられることがあるのですが、私がやり始めたころは既にこのような状況であったため、さして大変だとは思っていません。

紙の本がなくなることはありませんが、時代の変化と共に出版社のあり方も制作の部分だけでなく、流通・販売なども含めて大きく見直していかなければ生き残りはむずかしいでしょう。

最近も、出版関係の方とお話をしていたのですが、どうも愚痴が多いような…(笑)出版にかぎった話ではありませんが、本業がきびしいからといって他の事業へ安易に手を出し、それが経営を傾かせる要因になっているケースも多く見受けられる気がします。

仮に他の事業で会社を存続させても、本業に熱心でなければ、いったい何屋さんなのか分からなくなってしまいます。出版は文化ではありますが、その前提として商いであることを忘れてしまってはいけないと思う次第です。

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方山敏彦@オーズLLC
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