見るんじゃなかった 見たくなかった もうあれから何年経った? そりゃそうだよね 私だって結婚したし 子供だっているし… でもどこかでまた会えたら なんて期待してた 馬鹿だよね。 あの日の貴方にまだ恋してる だからこの胸が軋む まだ貴方の夢を見る あの頃のままの私で 貴方に愛されていた あの日の私のままで いられていたら あんなもの 見なくて 済んだのかな あんなアイコン 携帯から消せても 一生この目に焼き付いて きっと 私の中から
人ひとりを形造る上で 主立ったものってなんだろう 一番大事な物ってなんだろう 考えてみた あたしにとってそれは 大切な人との別れ その残骸の山の上に あたしは立ってる それ等を上手く 片付けられないまんま 或いは 壊れて修復できない時計 針は進むこともなければ 戻ることもできないのに さも正常かのように チクタク音を鳴らしてる そんな感じ "悩む事が趣味"だった昔から あれこれ理由を見つけては ひとり悶々としてみたりして 自分なりに答えが出ると 一瞬はスッキリし
寒い… 指先から体温が逃げて 冷たくなってくのを感じた 言葉にする事に疲れたの だってどうせ伝わらない ”だって”も”どうせ”も大嫌い この部屋から飛び出して 向き合う事から逃げたって この胸が晴れる訳じゃないし ただもっと苦しくなるだけだ 選ぶ事は簡単。貫けるかを あたしはいつだって試されてる だから限界は決めないで まだ頑張れる まだやれる 誰の目にどう映るか気にして 一度きりの人生棒にふる気なの? いくら自分を産んだ親に疎まれようと あたしはもう子供じ