地元があるということ
私は中国地方のある地域で生まれた。
人口は少なく、いわゆる田舎。
よく言えば地域のつながりは強いけれど、保守的で閉鎖的なこの地域から出ていきたいとずっと思っていた。
大学で地元を出て、今は東京に住んでいる。
あの流行もあり、距離の遠さもあり、かなり久しぶりとなった帰省で、親から言われた「田舎もいいやろう」という言葉がやけに響いた。
ずっとこの地域を出たいと思っていたけど、
生まれ育ったのがこの地域だからこそ、東京の方がしっくりくるなと感じることができるし、住む場所を自分で決められるありがたみも知ることができた。
「女の子が大学に行かなくても」と言われるこの地域で、大学院まで修了して東京に繰り出した今はあったのだろうか。
地元と東京、どちらだけがいい、じゃなくてどちらもいいけどこっちが好き、を感じられた2023年のお正月帰省でした。
みなさま良いお正月をお過ごしください。
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