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追いたい背中は、近くて遠い。

物理的には
ちょっと近寄って手を伸ばせば
触れられそうなその背中。


わたしを楽しく動かそうと
惜しみなく力を注いでくださる
素敵な人。



知れば知るほどに
奥は深く
果てしなく遠く感じる
その背中。

それでも少しずつ
近づいてみたくて


今日からもまた
わたしは毎日のように
彼の姿を真似て
手を動かすのだろう。



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