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アオイノゴモン(1/5)――『響け!ユーフォニアム2』における機微の兆候
(メモ) このエントリーは、TVアニメ『響け!ユーフォニアム2』についての考察を連載記事にしたもので、その第1回目となります。全5回の予定で更新は不定期です。ほどほど(短め)の長さのものをコンスタントに……をテーマにコチラを書いていきます。よろしければお付き合い下さい(なお完結後には、一つの記事にするなど手を加えるかもしれません)。
全体の構成(予定)
1.妹の不平、姉の煩悶(本エントリー)
2.フシギな笑顔の不穏な安堵
(以下仮小見出し)
3.笑顔の深層
4.劣等感の生まれるところ/生みだすもの
5.葵の5モン(煩悶・疑問・注文・悶悶)
1.妹の不平、姉の煩悶
斎藤葵、元吹奏楽部員(「ユーフォ2」時点)、テナーサックスを担当。『響け!ユーフォニアム』の主人公・黄前久美子が心を許していた3年生の「葵ちゃん」。その葵に対してだけは、高校の吹奏楽部で再会してからも、「幼馴染の“やさしいお姉さん”」という、ずっと昔に抱いた印象を、久美子は持ち続けていたように見える。それは例えば、ついタメ語で話してしまっても、それを気にする必要はないし、とがめられることもない関係となっているあたりからも窺えるだろう。
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