リサから始まる親密圏――「必要」と「大切」の距離についての断章
9月25日。
『残響のテロル』最終回(第11話)放映のおよそ4時間前に、新宿の映画館で最終話特別上映会というイベントが開催された。映画館のスクリーンで最終話が上映された後には、ナイン役の石川界人とツエルブ役の斉藤壮馬の二人が登壇し、トークショーが行われ、二人の役への諸々が語られていた。幸いにもこちらの当選通知を手にすることが出来たワタシは、上映とトークショーとを楽しませてもらってきた。
もちろん、本放送も眠気に打ち勝ちリアルタイム視聴を慣行し、序盤に幾度か通ったお台場での先行上映以来、久々の2回視聴をすることが出来た。それでももう少し全体を通して見直してみないと、この作品がどういうものだったかということを著すには心もとないというのが正直なところだ。
そこで今日は、先行上映会後のトークショーで出ていた話題を一つ取り上げ、このエントリの主題へとつなげてゆくこととしたい。
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