市川市・見廻り隊1(法華経寺)
下総中山にある法華経寺の山門です。鎌倉幕府の問注所事務官だった富木胤継(常忍)が武士を嫌い、日蓮聖人に帰依し檀越(だんおつ)から出家して「日常」と名乗り初代貫首となりました。
「奥之院」は富木氏の居館跡に建てられ、松戸の本土寺と同様に曽谷氏の協力がありました。富木氏のように千葉一族から出家する坂東武士が多く出た結果、歴史を語り継ぐ「過去帳」が残りました。
「旅行くと都路さかり市川の笠売る家に笠もとめ著つ」・正岡子規
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