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和光市・見廻り隊1(妙典寺)

 埼玉県和光市新倉にある日蓮宗・長光山妙典寺です。此処の領主であった墨田五郎時光(高橋五郎時光?)館に立ち寄った日蓮聖人(日朗?)は、安産祈祷を行いました。息子が無事に生まれ感謝した領主は、息子(徳丸)の成人を待って二人して日蓮聖人(日像?)の弟子になりました。その後、屋敷内に妙典寺、埼玉県戸田市新曽に妙顕寺を創建しました。
 
千葉一族に日蓮聖人の弟子となった遺児がいます。「吉祥麿」から「日朗」と改名し、紫陽花寺や紅葉寺で知られる松戸の本土寺を創建する。寺内にある書物「本土寺大過去帳」には過去の貴重な記録が残っています。

「踏まれても根強く忍べ道芝のやがて花咲く春に逢ふべし」・詠み人しらず

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