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千葉市・見廻り隊21(加曽利貝塚)
千葉駅から「加曽利貝塚」まで久しぶりに歩く。佐倉街道に入り院内、道場を通り過ぎる。遠い日に見上げたポプラ樹々、蜘蛛を捕まえた茶畑、凧揚げをした田圃もなくなったが、幼かった日を思い出す。走馬灯とはこの事か。
さらに街道を直進し小桜橋通に入り進むと、左に加曽利の森が見えてくる。駅からは6キロ(旧千葉駅から4.5キロ)ほどのハイキングの終着地、都川の上流・坂月川を左折すると、左に加曽利の高台、国内最大の貝塚が広がっている。
万葉集・よみ人知らず、
「思い出づるときわの山のほととぎすからくれなゐの振り出てぞ鳴く」