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台東区・見廻り隊6(子規庵)

「血をはきし病の床のつれづれに 元義の歌見ればたのしも」・正岡子規

古今和歌集にある藤原敏行朝臣の歌、
「いくばくの田をつくればかほととぎす しでの田長をあさなあさな呼ぶ」
長塚節が初めて子規庵を訪ねて、 
「歌人の竹の里人おとなへば やまひの床に絵をかきてあり」
後援者だった蕨真、哀悼の歌、
「大人(うし)がいにしととせをはやみわが父の 亡き日もここに二とせの秋」
「吾ひとり木の種まけば掌に その躍るおと土につく音」


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