新座市・見廻り隊2(片山・法台寺)
新座市を流れる中央の野火止用水と南東の黒目川。野火止用水は東京都小平市小川(旧多摩群小川町)の玉川上水から取水して新河岸川に至る。南東の黒目川は、東京都東久留米市のさかいち窪を水源にして新河岸川へと流入する。
春になると、黒目川の鮎の遡上を観察しながら上ることが多い。今年の7月末に12~13㎝ほどの鮎を確認した。片山まで来たついでに、道場の法台寺に寄ってみた。
家康公により時宗から増上寺系浄土宗になった千葉一族ゆかりの法台寺は、近郷には富士講で知られていた。源実朝の側室・久米御前は千葉常胤の娘。法台寺の檀家には千葉・徳川の家臣だった本多、貫井、並木、大塚、鈴木、田中諸氏の名がある。
お盆を前にして、本殿は清掃業者が拭き掃除に汗を流していた。