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荒川区・見廻り隊2(善性寺と柘榴)
「筆筒に拙く彫りし柘榴かな」・明治33年
「盆栽の柘榴実垂れて落ちんとす」・明治35年
正岡子規が柘榴を詠んだ句です。写真の柘榴は羽二重団子本店の向かいにある日蓮宗・善性寺の境内で撮りました。柘榴の花は朱色、妙見宮の色です。柘榴の葉は、槇の葉より鷹羽に似て替え紋の「丸に違い鷹羽」に近い気がします。
「千葉の野の児手柏の含まれどあやにかなしみ置きてたかきぬ」
万葉集に詠まれ千葉一族が待ち望んだ鷹。この鷹の一人が正岡子規だったのではないか。
「筆筒に拙く彫りし柘榴かな」・明治33年
「盆栽の柘榴実垂れて落ちんとす」・明治35年
正岡子規が柘榴を詠んだ句です。写真の柘榴は羽二重団子本店の向かいにある日蓮宗・善性寺の境内で撮りました。柘榴の花は朱色、妙見宮の色です。柘榴の葉は、槇の葉より鷹羽に似て替え紋の「丸に違い鷹羽」に近い気がします。
「千葉の野の児手柏の含まれどあやにかなしみ置きてたかきぬ」
万葉集に詠まれ千葉一族が待ち望んだ鷹。この鷹の一人が正岡子規だったのではないか。