理屈で人は動かないと、屁理屈を言いながら動く
理屈で人は動かない。
と、口では言いながら心の奥底にわずかな期待を潜めて、屁理屈言いながら、目の前のことを淡々とこなす。
理屈で考えれば、今、やらればならないことが明らかであったとしても、足掻くのではなく、受け入れようとする瞬間がある。
例えば、寝坊したとき。
気持ちは焦る。焦るのに、急いでない。
中途半端に遅れるなら、思いきり遅れたら良いと、傍らでささやく。
たぶん、やったほうがいいのに、まったくやろうとしない人、変わらない状態があるとする。
私にとっては、今必要だと感じる判断が、誰かにとっては、不要であると知る。
不要と判断してくれるだけ、無関心なのではないだけ、まだマシか。