学校教育におけるナッジとその作り方⑤【行動経済学×教育】
前回の記事
■ナッジを作ってみる
①シートの使い方
「ブースト」とは、人々の認知的能力をそのものを向上させ、より良い意思決定を下すための力を育てる、いわばナッジの手助けとなるアプローチです。ダイエットでたとえると、①正しい食事知識を学習すること②ダイエット成功者の話を聞くことなどがいわゆるブーストになります。
詳細はリンクの記事をご覧ください↓
②シートへの記入例
問題から順に記入していくことで、学級経営や生徒指導に関する困りごとに対して、効果的なナッジを施すことが可能になります。
ABA(応用行動分析学)と手順は似ていますが、「本人の自由意志を尊重しながら、ゆるやかにより良い意思決定を促す」という枠組み自体が異なります。
また、どのような手立てを打つとよいか、ナッジ理論によってイメージがつきやすいという利点もあります。
③ナッジ理論おすすめ5選
手順はわかったけれど、一体どんなナッジがあるのか。
学校教育の現場において効果的だと思われるナッジ理論をいくつか紹介します。
私が考案した実践は、上記5つのナッジ理論でほとんど作ることができます。ナッジ理論は実に多くの種類があり、知っているに越したことはありません。が、困った時に「今回のボトルネックにはどんなナッジ理論があうのかな?」と調べるくらいでちょうど良いと思います。
■まとめ
シートはDMやコメントいただければ配付いたします。「学校教育におけるナッジの作り方」全5話完結です。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
そうじナッジ↓
(これで掃除指導の悩みから救われました)
あいさつナッジ↓
(ナッジの中で一番簡単かつ楽しいです)
サポートナッジ↓
(課題のある子が自ら変わる画期的なナッジです)
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