ミルモマガジン | 介護ITベンチャーのウェルモ👴👵
皆さんは、施設に通っている利用者様がご自宅でどのような食事を摂られているかをご存知でしょうか。 利用者様の低栄養や筋力低下など身体機能の低下予防には、施設だけではなく自宅での適切な栄養摂取が大切です。在宅時にもしっかり食事を摂ってもらうための便利な方法として、今回は持ち帰り弁当の活用と注意点についてご紹介していきます。 1)持ち帰り弁当のメリット まず、ここで言う「持ち帰り弁当」とは施設に通っている利用者様がご自宅に持って帰るお弁当の事を指します。これは高齢者向けに
認知力低下と食事支援認知力が低下した高齢者の食事支援をする中で、「なかなか食べてくれない」「うまく飲み込めない」「早食いや異食が止まらない」など、対応に困った経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。 食に関する様々な行動は、認知力低下のタイプによって傾向と対応方が異なるため、それを理解しながら支援することで改善がみられることもあります。 ここでは、認知症の種類とそれに関連する食行動、そして支援のポイントをまとめました。 認知症の種類はじめに、認知症の種類につい
とろみと「飲み込みやすさ」 ~調整食品の活用~ 介護現場でも飲み物にとろみをつける際に使用している「とろみ調整食品」。 普段、何気なく使っているかもしれませんが、商品によって特徴が様々で使い方も異なることを知ってますか? これらを使いこなすと、嚥下機能が低下した高齢者でも飲み込みやすくなり、食事の幅も広がるので、ぜひ使い方をマスターしてください。 とろみ調整食品とは?高齢になると、嚥下機能の低下によりのどに素早く流れる液体をうまく飲み込めなかったり、口の中でばらけやすい食品
歯周病は加齢とともにかかりやすくなり、歯を失う原因としても知られている病気を指し、高齢者のお口のケアでむし歯以上に注意が必要です。 歯が痛くなってしまっては毎日の食事も苦痛になり、低栄養に繋がってしまう可能性があります。そうならないために、今回は歯周病とはどんな病気なのか?歯周病になった時の食事の注意点、予防法についてお伝えしていきます。 1)歯周病とは歯周病は歯垢の中の細菌によって歯茎に炎症を引き起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気の事で、結果的に歯を失
新型コロナ感染症が猛威を振るっていますね。これからの季節は風邪やインフルエンザなど感染症のさらなる流行が予想されます。予防の為にマスクや手洗い、アルコールなど対策をされている方も多いと思いますが、これらの効果を発揮するためには、毎日の食事で免疫力を高めておく必要があります。 今回は今年の感染症の特徴や感染症予防の為にできる事について解説していきます。 1)今年の感染症の特徴感染症といえば風邪やインフルエンザはもちろん、今年は新型コロナウイルス感染症も流行していますね。
皆さんは腎臓が体のどこにあってどんな働きをしているかご存知でしょうか? 腎臓は腰のあたりに左右対称に2個あり、ソラマメのような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器です。普段はあまり意識しないかもしれませんが、老廃物を体から排泄する・血圧を調整するなど生きていく上で大切な機能を担っています。 腎臓病の患者は年々増加傾向にあり誰にでもかかる身近な病気になっていて、現在は成人の8人に1人が該当すると言われています。 ここでは腎臓病がどんな病気なのかと食事療法のポイントについて
人は高齢になるほど高血圧の人が増えてきます。ところがその一方で、高齢者の高血圧には様々な特徴がある事をご存知でしょうか。 「高齢なので仕方ない」と放置し日常のちょっとした対策を取らずにいると、脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気を引き起こすことにも繋がってしまいます。 今回は高齢者がなりやすい高血圧の特徴や原因、食事療法についてお伝えしていきます。 1)高血圧とは高血圧とは、病院や健診施設などで測定した血圧値が収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以
食べる事や飲む事は命を維持する事と同時に、人間にとっては生きる上での大きな楽しみです。しかし、人は加齢に伴い少しずつ食べる周辺機能が弱くなるため個人の飲み込む能力に合った食事を知る事が大切です。 今回は、嚥下のしくみと嚥下しやすいものの特徴、家庭で食品を選ぶ際の基準をお伝えします。 1)嚥下とは嚥下とは、口の中で咀嚼した食事を飲み込みやすい大きさに取りまとめ、喉の奥へ飲み込み、食堂から胃へ送り込む事を言います。 食道の入り口付近では、空気の通り道「気管」と、食べ物の
シニア向け配食プラットフォーム「このいろ」をご紹介をした際にお伝えしましたように、今回から管理栄養士による「栄養講座特集」をアップしてまいります!ご利用者の健康管理方法や栄養に関する知っておいて損のない内容を発信していきますので、ぜひご活用ください! 近年、高齢者は健常な状態から要介護状態になるまでに「フレイル」という中間的な段階を経ていると考えられるようになりました。 フレイルの状態や兆候を知っておくことで、その後の身体的・精神心理的・社会的に不健康になる事を予測し、予
皆さんこんにちは!ウェルモ(東京担当)の大図です。 本日は昨年末にサービスリリースされたシニア向けwebプラットフォーム「このいろ」のご紹介をさせていただきます! 三井物産グループが提供するサービスですが、企画段階からウェルモも加わり、ついにリリースするこができました! ※「このいろ」ランディングページはこちら 年齢や行動制約に関わらず豊かで多様な生活を送れるよう、シニアの皆さんが様々なサービスを選べるweb上のプラットフォームを目指しています。 少しかっこよく表現すると生
こんにちは!横浜AC(エリアコミュニケーター)の松澤です。 「これからの介護を考える」シリーズの第六弾です。 今回は、なごやかケアリンク株式会社 取締役 大浜 見栄子さんにお話を伺いました。 大浜さんと初めてお会いしたのは横浜市の事業所でした。本部所属ではあるものの利用者さんやスタッフの皆さんととても親しくコミュニケーションを取られており驚きました。 介護事業所でのタブレット利用やITツールを活用した体力測定など先進的な取り組みをされていますが、あくまでも介護現場の目
こんにちは!横浜AC(エリアコミュニケーター)の松澤です。 「これからの介護を考える」シリーズの第五弾です。 今回は、株式会社グリーンアーク 鍼灸マッサージ ~憩~ 三ツ沢 代表取締役 田村賢弥(たむらけんや)さんにお話を伺いました。 私が初めてお会いした際の田村さんの印象は「パワフルな方だな~!」でした。利用者様、スタッフ様とも談笑を交えながら接する一方で、経営に関する事、バックオフィス業務等も日々勉強されています。仕事外ではダンスもやられており、仕事・仲間・プライベー
今回は、実は以前に一度小規模で実施した、「緊急包括支援事業」に関するウェビナーがとても好評だったこともあり、規模を大きくして第二弾を実施することになりました! 現在、介護事業所への感染症対策として様々な助成金による支援が行われておりますが、 「助成金の情報が沢山あって何がなんだかわからない」 「調べたいけど時間がなかなか取れない」 「内容が難しくて自分の事業所が対象なのかわからない…」 などの声をいただく機会が多くあります。 そこで、少しでも介護現場で働く皆様のお役に
こんにちは!横浜AC(エリアコミュニケーター)の松澤です。 今回は、横浜市磯子に拠点を構えている 悠の木株式会社 代表取締役 青木 悠紀子さんにお話を伺いました。 こちらの事業所は医療的ケアを必要とするご高齢者や子どもたち、またそのご家族のサポートをしていくことを目的とした、子どもから高齢者までが同じ空間で「共生」する、横浜市磯子エリア唯一の施設です。 青木さんは医療職(看護師)ご出身で、看護・介護サービスの地域ケアに注力されています。 重症心身障害児型の児童発達支援
皆さんこんにちは。ウェルモの大図です。 今日は、福祉に関わる皆さんに必見のイベント情報のお知らせです! ウェルモも運営に協力させていただいております、とつかリビングラボ主催の第3回とつか未来会議の参加者の募集を開始致しました! 今回は会場・オンラインでの同時開催となります! ー そもそもリビングラボって何?リビングラボは、まちの主役である市民に加え、企業やNPO、行政、大学など立場を超えた様々な人が集まって協働し、地域課題の解決につながる新たなモノやサービスを生み出す場
こんにちは!福岡AC(エリアコミュニケーター)の豊嶋です。 「これからの介護を考える」シリーズの第四弾です。 今回は、福岡市で通所、居宅、訪問介護の事業所を運営する株式会社nakasakaの中坂克典さんにお話を伺ってきました。 中坂さんとは他法人の経営者の方のご紹介で、2018年に初めてお会いしました。デイの施設内が、読書や映画鑑賞ができるスペースが広く取られていたり、リラックス用の大きな椅子が置かれていたり、さながら「高齢者用リゾート風デイサービス」と呼べそうな、利用