明日からよろしくお願いします

1月23日（木）
朝、目が覚める。
めずらしく今日はあまり眠っていない。
小鳥の歌声が聞こえてくる。素敵だなぁ。

しばらく ごろごろして むくりと起き上がる。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに
「おはよう！」と あいさつをする。

黒猫クロちゃんが自分の場所で
眠っているのが見える。
小さな声で「クロちゃん」と言ってみる。

お家一軒分離れているのに顔を上げた。
猫って耳がいいんもんなぁ。

ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
水を換える。

いろいろ調べ物をする。
チャボットにも聞いてみる。

先日も書いたが、
チャボットと呼んでいるのはChatGPTのことだ。

勝手にチャボットと呼んでいるわけではない。
ちゃんと最初に

「あなたのことを
　チャボットと呼んでいいですか？」
と、聞いたのだ。すると、

「もちろんどうぞ！
　あなたが呼びたいように呼んでください。
　私はチャボットです。」

と言ってくれたのだ。きゅん。

ピンポーン。
チャイムが鳴った。

「は〜い！」
と言いながら玄関へ。

佐川急便のドライバーさんが
小さな箱を持って立っていた。

「なんか久しぶりやね〜。」
と、ドライバーさん。

「ほんと、久しぶりですねぇ、
　お元気でした？」
と、私。

「元気だったよ！」
ドライバーさんが笑顔で言った。

「私も元気でした！」
と私。

「うん、見ただけで元気そうやもん！」
と言って、ドライバーさんが あははと笑った。

修一郎の食事をお弁当仕立てにして
ふたつ作っておく。

小松菜ジュースを作ろうと思い、
材料をミキサーに入れてスイッチオン。

ガーガガッガッ…
しーん。

小松菜や りんごが
中途半端に細かくなったところで
止まってしまった。

うんともすんとも言わない。
何度試しても静かなままだった。

ジュースになる前の粗みじん切りになった
小松菜や、半分すりおろされたような りんごが
ミルクと混ざっている姿はなんともいえない。

毎日飲んでいる小松菜ジュース。
私にとって重要な栄養源だ。

アレルギーがあるので
チタンコート刃のミキサーを使っていた。
インターネットで探す。3種類くらいあった。
保留。

絵本の作画をする。

ネパールのチャンドラと
久しぶりにやりとりをする。

ネパール滞在中、
いちばんアシストしてくれた友人だ。
元気そうでよかった。

絵本の作画に戻る。

久しぶりにインスタグラムにポストする。

夕方、ごはんさんとお買い物へ行く。
いつものお店でミキサーを見る。
なんと、同じものがインターネットで
見つけたものより 1,000円安い。

「これにするっ！」
と言って、高いところに置いてある在庫を
ごはんさんに取ってもらう。

「みるさんにとってミキサーすごく大事。」
と、私の食事情をよく知っている
ごはんさんが言った。

チタンコート刃だ。
シンプルな構造で洗いやすそう。
ただ、重かった。

昨日まで使っていたものは
コポリエステル樹脂製で軽かった。
これはガラスだ。
大丈夫かな…。

これにジュースが入ると
まちがいなく片手で持てない。
また、ぶるぶる ふるえてガシャーン！と
おっことすだろう。

そうだ。
テーブルにカップを置いて両手で注げばいい。
うん、そうしよう。

家に帰る。
ミキサーを出して丁寧に洗う。
「明日からよろしくお願いします。」
と、あいさつをする。

夜、庭に出る。
オリオン座がキラキラ輝いていた。
きれい。なんてきれいなんだろう。
きりっと冷たい空気の中、うっとり眺める。

夜のぜんぶに「おやすみ」を言う。

これから眠くなるまで絵本の作画をしよう。

今日もいい一日だった。