キャンドルナイト
6月6日（木）
朝、目が覚める。カカオが足元で すやすや眠っている。そっと起きあがる。しばらく小鳥のさえずりに うっとり耳を傾ける。
玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう！」と、あいさつをする。
黄色と白色の蝶々が仲良く ひらひら踊っているみたい。カカオも起きてきた。
カカオにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんに控えめにエサをあげる。
玄関に ありさんがいっぱいいた。外を見ると列を作ってどんどん入ってきている。「わーい」という感じ。戸の隙間から入ってきているようだ。玄関に巣を作りたいのだろうか？それは困るので箒で掃き出して戸の隙間をウエットティッシュでふさいだ。
去年、ごはんさんにもらった多肉植物の ”京の花” が鉢からあふれている。教えてくれたようにジェリーボールを使って水耕栽培にしてみる。
いくつかに分けて、ガラスの容器にジェリーボールと水を入れて京の花を挿してみる。きれい。可愛い。ジェリーボールって涼しげで本当に素敵だ。これからの季節にぴったりになった。
わが家にやってきてから小さくなって葉っぱも少しになったポトスエンジョイをついにチョッキンした。
去年、ハイドロコーンで育てていた親ポトスを ごはんさんにもらった。もらってばかりだな…。親ポトスから伸びてきた枝を水耕栽培にしていた。すると子ポトスから根が出てきた。ずっと親と子をくっつけたままにしてきたが、全体的に寂しげな感じになってしまったので、切り離すことにした。ついに親離れだ。チョッキン。
枯れたところを取り除いてきれいに洗って挿し直した。
すっきりした。玄関が明るく涼しげになった。
あぁ、すごく楽しい。
食事の用意をする。
午後、ごはんさんが、今度キャンドルの側面もきれいにしてくれると言ってくれた。楽しみだ。
クローバー畑と花壇に水を撒く。楽しいなぁ。
花は枯れはじめているけれど、まだぎっしり残っている。2年で一面のクローバー畑になった。そうなってから庭仕事が ぐんと楽になった。
クロネコヤマトのKさんが能登にお送りする絵本の集荷に来てくれた。
重い箱を軽々持ち上げて運んでくれる。あっという間に 9箱運んでくれた。暑い中大変だなぁ。ソルティライチを渡すと喜んでくれた。
メチャくん絵本、いい旅を。
遠賀町企画広報課の Kさんからメールが届いていた。
先週の土曜日に遠賀町中央公民館と役場駐車場で
”20,000本のおんがキャンドルナイト” というイベントが開催されたらしい。
そのときに、ある男の子が「おんがっぴーに。」と言って、おんがっぴーのイラストを渡してくれたということ。
「みるさんにもぜひ見てほしいなと思いましたので、スキャンしたデータを送ります。」と、書かれていた。
すごくうれしい。
そのイラストを見てとても楽しいきもちになった。可愛い。可愛すぎる。おんがっぴーに丈夫そうな歯がぎっしり生えている。「おんがっぴ大すき」と、書いてくれている。きゅんきゅんする。生みの親としてこんなにうれしいことはない。ありがとう。
それといっしょに、キャンドルで作成された大きな おんがっぴーの写真も添付されていた。すごく素敵。夜空のような、花火のような。蛍を思い出した。
昨日、ごはんさんにキャンドルをきれいにしてもらって、そのことをnoteに書いた。さっきもキャンドルの話をしたばっかり。おもしろいなぁ。と、思う。
ウキウキしたきもちで お散歩に行く。
どんどん歩く。てくてく歩く。楽しい。涼しい風が吹いてくる。きもちがいい。
帰り道、カカオと会った。
「カカオ。」と、呼ぶと
「にゃー。」と返事をした。
そして、トコトコついてきた。
いっしょに家の中に入る。夕方のご飯をあげる。
15cmの小さな複製画の写真を撮影する。手元に 4枚ある。オンラインショップで販売を開始しようと考えている。ぼちぼちアップしてゆこう。
注文分の絵のスケッチを始める。
修一郎が起きてきた。下ごしらえしておいた夕食の支度をする。
夜、庭に出る。
空一面青墨色のグラデーション。小さな星がひとつ、ぽつんと瞬いている。可愛いな。飛行機が飛んできた。動く星みたいだ。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。
カカオは私の仕事机の上でキーボードとiMacの間でくつろいでいる。
今日もいい一日だった。
か細くなっていた端っこを挿してみた
