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最近買った、読んだ本!

2025年初めての投稿だ〜☆
24年もたいして投稿しとらんが笑

24年後半は購入本、少し控えめになっていた、実は。
とはいえ、24年前半とか23年通しで、買いすぎ!!!
読めもせんのに買いすぎだったorz
さすがに「積読♡」とは言え、読めんすぎたら良くないな、フツーに。

24年に購入がスローペースになったのは単純に仕事が忙しかったから、に尽きる。前までは仕事が暇すぎたので就業後に書店も含め色々なところに行けたけど、最近は週2日くらいしかそういう時間を持てない。
というのも就業後にどこか寄ると(カフェとか)やっぱ疲れる、ということに気づいた。
今まではそんな疲労も特に感じなかったけど、歳?なのか身体がキツくなってきた。。。歳って言うほど歳取ってないのに意味わからんけど・・・

てことでぼちぼち買う・・くらいで落ち着いていた。
あと、そもそもそんなに読めなくて一冊読むのに必死なので他の本が必要っていうのも特になかった。

だけど最近何冊か、購入したので発表してみよう〜!(無理くり)

まずはこちら!

ナイジェリア出身の作家、アディーチェの長編小説。
これは文庫買ったんですけど、正直書店とかになかったので中古で買いました。これ上下巻あるので結構ボリュームあり。
ナイジェリアの作家が描く、ロマンスや差別や人種や国家やてんこもり。
アフリカの、というかナイジェリアの状況なんかが少しは分かるので興味がある人にはすごくおすすめ。アメリカ黒人とアフリカ黒人の違いなんか、なんとなく色の濃さとか違うところを想像できる人も多いと思うけど、当事者の視点で描かれてるのでリアリティが違います、おすすめでふ。

次はこちら〜

「ふしぎな中国」 新書ですね〜著者の近藤さんは記者をしていて中国の北京にも在留されていたそうです。説明の言葉を借りると中国ウォッチャーの著者が、今中国で使われている時代を反映した流行語を教えてくれます。
言葉はどこでもそうだと思うが、今の社会の状況を反映して、多種多様で、ユーモアのある言葉が生み出されるのだな〜と感心。
私は、中国とか韓国とか北朝鮮とか、これらの国々にめちゃくちゃ興味があるんですよね。
隣国からしたら日本も異常なのだろうが、これらの国のレベル違いのやり方には目を見張るものがありますね。書いてて思ったけど、韓国はちょっと入らんかも。やばい国は中国と北朝鮮だな、これはゼッタイ。
習キンペーのせいで中国も毛沢東が君臨しているときに戻っているのでは?とこの本を読むと危機感に駆られる。
キンペイも毛沢東もヤバいのは周知の事実だが、最近毛沢東の性生活みたいな記事かなんかを読んでエグすぎてキモすぎてどうしたらいい?と思った。
中国ではそんな奴を建国の父とか言って崇拝せんといかんらしい。キチイ。
北朝鮮も同様だが。
話逸れたけど、この本で今流行りの中国語を学びましょう!
中国が気になるあなたも絶対に楽しめますヨ☆

お次はこちら〜

大好きな作家様、津村記久子さんの「うそコンシェルジュ」です!

これは表題作はうそを吐く話、だけど短編集のテーマは”日常の困ったことどもをやり過ごし、目の前の「今」を生き延びるための物語” ということらしい。
正直これ最後までまだ読めていない、けど表題作は読みました。
津村さんらしい筆致でした(当たり前で、うっすいコメント)
話は上にも載っているように、うそをついてでも辞めたいサークルに、いわゆる方便的な感覚でうそをあれこれ考える、考えているうちに、、、てな話なんですが、うそってなんだろうな〜とかふと考える。
印象に残っているのは、主人公が「本当のこと言ってこなくていい。そこはなんか嘘とかついてほしい」みたいなことを思う場面があって、そうか、うそって騙すためとか欺くために使うのはよくないけど、全部が絶対ダメとは限らんよな、とか思わされた。
真実とかいらんよ、もう嘘でいいから好きって言ってくれればいいよ・・・的な感じだろうか。告白した時にあれこれ理由を言われて振られるより、好きだよ、好きだけど付き合えない、とか確かに甘い言葉囁いてほしい!かもしれん私は。・・・アホ

そしてお次〜

「ソヨンドン物語」
これ、「82年、キム・ジヨン」書いた、チョ・ナムジュさんの本です。
24年の7月くらいに出たばっかりなので、ちょいまだ新刊。(?)

私も初めて知ったのだが、韓国は少し前まで、特にソウルでの、不動産の高騰に伴う不動産取得の状況が激化していたらしい。
この本も不動産を持つ者、持たざる者の切実な思いが描かれているのです。
持つ者だからといって、取得後も気は休まらない。
自分の所有する、特にマンション、が下落しては困るので、他のマンションや地区と比べて一つでも良い点がなければと、持つ者は奔走する。
一方で悪い点は一つも許容することはできない、そんなものが見つかり次第、管理人へすぐさま知らせる・・・
持たざる者は1日過ごす場所もなくなっていく・・・
24年に入って韓国の不動産高騰は一旦緩やかになったらしいけれど、こういった不動産所有に対して必死になる人を韓国では”ヨンクル族”というらしい。ヨンクルとは「魂を売る」という意味らしく、魂をかき集めてでも不動産取得に必死になり追い求める、ということらしい。
なんだか人間の心理をつかれたようなこの現象、ジトっとした嫌さがありますよね。面白いのでぜひ読んでみてください〜☆


お次はこちら。また韓国文学の「優しい暴力の時代」
これはチョン・イヒョンさんの作品です。
短編集で、すごくいい!! 本当にどの話も静かなんです。
静かな話。でも内容は身に迫るものがあるというか。
どれも良いんですが、やはり私が好きなのは、「ずうっと、夏」
これは本当にどのサイトにも書かれていたけど、気持ちがぐうっとなるんですよね。
あらすじとしては、日本と韓国のハーフの女の子が父親の転勤の都合でいろんな場所へいかなければならないのだけど、ある一つの地にその子が移った時に、心を通わせることができる女の子と出会うのだけど、その子は実は・・・という話です。
別にファンタジーとかではないんですが、彼女たちの力ではどうすることもできない決定的な事実が彼女たちの間にはあって、それが身に詰まるというか・・・
でも話がすごく綺麗で静かで、夏の青春さがあって、すごく気持ちいいんですね。内容は苦しい部分もあるのに、爽やかな筆致のまま物語が進んでいく感じが。うまいなぁ〜と思いました。
こちらも是非おすすめ!!

ということで一気に5冊紹介しました。
実は他にも併読中のものとか、購入本とかあるんですが書いていると長くなるので一旦はこの辺で。
一冊でも誰かが読みたいな〜と思ってくれたら嬉しいな!
では!

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