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なぜジャニーズじゃないケンティー(中島健人)は素直に推せるのか?(GEMN/ファタール)

先週から『推しの子』アニメ新シリーズが始まりましたね。東京ブレイド編までは漫画で読んだからアニメは観なくていいかなーと思っていたけど、意外と1話がさくさく進んだのでどの巻までアニメ化されるのかなと期待大。 OPめっちゃかっこいいよ話が脱線するけど『鬼滅の刃 柱稽古編』でもマイファスとhydeがコラボしててめちゃくちゃかっこいい。どちらも歌上手いから音楽番組で見応えがある。(余談の余談だけど、マンウィズとmiletのコラボのときは音楽番組出るとき大体OPEDセットで披露してい

    • 2023夏の自由研究 鬱映画レビュー!

      都心ではまだ30℃の気温が続いているらしいが、私の住んでいる場所ではだいぶ秋を感じる気候になった。 今年の夏は異常に暑く、異様に晴れの日が多かった。 こんなにギラギラした夏ならば、普段は見られない少々暗い映画を観たってへっちゃらなのではないかと思い、鬱映画を漁った。 これからもっと秋が深まり、鬱々とした冬が来る。 季節の移り変わりに置いていかれないよう、ひとまず今年の夏をここに置いていく。 ◾️子宮に沈める実際の子ども置き去り事件をもとに作られた映画だ。 感想は… 軽い

      • ※この物語はフィクションです、っていらないと思ってたんだよね。

        ドラマで本編映像が終わると必ず流れる注意書き 「※この物語はフィクションです。」 もちろん、必要な注意書きであることはわかっている。 ドラマに出てくる登場人物や団体や場所が実在しないことを、誤解のないよう視聴者へ伝えるためのものだ。 その反面、もったいないとも思う。この注意書きが映し出されると余韻に浸る間もなく 現実に引き戻される感じがもったいない。 『オオカミの家』(初公開2018)はたまたま見つけた。 コマ撮りの長編映画は見たことがなかったので興味があったし これも

        • ルーヴル美術館に行く気持ちで映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を観てきた

          ベタだけどいつか行ってみたい美術館はルーヴル美術館だ。 上野の美術館で初めて油絵の展示を見たときの衝撃は今でも覚えている。 それまでは、 絵なんて美術館で見てなにが面白いんだ 実物も教科書で見るのも同じでしょ と思っていた。 でも実際は違った。 絵の具の質感や一筆一筆の凹凸に人間を感じた。 あー、これは生身の人が描いたものなんだ、と実感した。 「なにをそんな当たり前のことを」と思われるかもしれないが、 “描く”とはどういうことなのか、そのとき初めて知ったような気

        なぜジャニーズじゃないケンティー(中島健人)は素直に推せるのか?(GEMN/ファタール)

        • 2023夏の自由研究 鬱映画レビュー!

        • ※この物語はフィクションです、っていらないと思ってたんだよね。

        • ルーヴル美術館に行く気持ちで映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を観てきた

          わたしに興味がない人にとっては無駄な話。

          ※私に興味のない人は読まないでください 私のことを知らない人、あるいは私に興味がない人はこの記事を読んでも時間の無駄になります。もっと自分の興味のあることに時間を使ってください。 また、私の知り合いだとしても、人の昔話に興味がない人にとってはつまらない内容だと思います。そちらさんも別のことに時間を使われたほうが有意義であると思います。 恋バナが得意でない と、最近気づきました。いつもうまくいってない風に話しちゃうんですよね。 現状に満足していても幸せな状態を人に話せない

          わたしに興味がない人にとっては無駄な話。

          2023年をゴキゲンに過ごすコツ、それは…農家に感謝すること!(×◯×◯×◯ン/大森靖子)

          みなさま、おけましておめでとうございます。 2022年最後の日は、大森靖子ひっそりカウントダウン2023@新宿LOFTに参戦して、靖子ちゃんとの初チェキを撮ってきました。 遡ること2019年。大森靖子が47都道府県TOUR”ハンドメイドシンガイア”をまわっているときに初めてライブを観に行った。そのときもチェキ撮影会はあったのだが初対面だったのでひよってしまい、そんなこんなでコロナ禍になって推しの顔にマウスシールドが付いていたり透明なフィルムで隔てられたりしたチェキがどうし

          2023年をゴキゲンに過ごすコツ、それは…農家に感謝すること!(×◯×◯×◯ン/大森靖子)

          オルタナティブ・アイドル「巫まろ」

          あなたはアイドルが好きですか?いま推しているアイドルはいますか? 私がいま推しているアイドル「巫まろ(かんなぎ まろ)」はご存知ですか? 巫まろ大森靖子プロデュースのアイドルグループ「METAMUSE」のメンバー。メンバーカラーはマロンクリームだが栗は食べられないらしい。本名「福田花音」名義で9歳のころからハロプロ研修生としてアイドル活動をしており、15歳で「スマイレージ」としてメジャーデビュー。グループの改名を経て、アイドルおよびハロプロ(所属事務所)卒業で芸能界を離れる

          オルタナティブ・アイドル「巫まろ」

          フェス行ってみた!

          以前の記事で、ライブはワンマン派でフェスには行ったことがないから行ってみたいというようなことを書いたのだが、タイミングよくフェスに参戦する機会があったので、実際にフェスに行ってみた感想を書いていくぅ。 今回、参加したフェスはこちら PARASITE DEJAVU 2022 〜2DAYS ARENA SHOW in SAITAMA〜 2022/10/22-23(※2日目のみ参戦) @さいたまスーパーアリーナ 今回で3年ぶり2回目の開催となる、THE ORAL CIGARE

          フェス行ってみた!

          よく広告で見る転生ものの漫画を読んでみた。(『結婚商売』)

          調べ物をしていて、ふと立ち寄ったサイトには必ずと言っていいほど漫画の広告を目にする。続きが気になるように仕組まれていると意地でも読みたくなくなるあまのじゃくな性格から敬遠していたのだが、そのときはなぜだかちょっと読んでみようかなという気持ちになったので、めちゃコミに課金して公開されているところまで全部読んでみた。それが『結婚商売』Antstudio(絵)・hanheun(脚色)・KEN(原作)である。 あらすじ主人公はビアンカ・ド・アルノーという名の女性で、彼女は贅沢な悪妻

          よく広告で見る転生ものの漫画を読んでみた。(『結婚商売』)

          ミニシアターで昔の映画を観るのが夢だったのよ。(『ショーシャンクの空に』)

          ミニシアターで『ショーシャンクの空に』を観てきました。 日本では1995年に劇場公開されたこの作品をなぜ観ようと思ったのか、そして感想を書いていきます。 あらすじ 簡単に映画の内容を紹介します。舞台はショーシャンク刑務所。銀行員だった主人公アンディ(ティム・ロビンス)が妻殺しの罪で終身刑になり、この刑務所へ入るところからお話が始まります。刑務所内で調達屋をしているレッド(モーガン・フリーマン)をはじめ、いろんな囚人たちに囲まれて、暴力と支配がはびこる刑務所での生活の様子を

          ミニシアターで昔の映画を観るのが夢だったのよ。(『ショーシャンクの空に』)

          バランスを気にする人たち(水中の哲学者たち/永井玲衣)

          秋の収穫フェアだかなんだかで、かぼちゃパイとさつまいもパイをそれぞれホールでもらった。もちろん一人で食べるのではなく、職場で分けてねということだったので適当に切り分けた。終業時間を過ぎていたので、パイはなかなか減らない。事務所に戻るといつも遅くまで仕事している後輩ちゃんがいたので「どうぞ」とニ種類のパイをすすめた。すると「あ、たくさん余っているのでこっちいただきます」とかぼちゃパイを選んだ。あ、この人も宇宙のバランスを気にする人なんだ、と思った。 もしかしたら宇宙のバランス

          バランスを気にする人たち(水中の哲学者たち/永井玲衣)

          エグいのがカワイイ。(わがままぱじゃま/METAMUSE)

          ツイッターのタイムラインで、わたしも同じこと思ってた…!と鳥肌が立ったつぶやきを見つけた。 補足をしたい。「なんでもやって好きならお願い」と「好きでもできないことはある」はそれぞれ別の曲の歌詞であり、それを歌っているのが“超歌手”を名乗るアーティスト大森靖子がプロデュースするアイドル「METAMUSE(2022/7/7にZOCより改名)」と「MAPA」の2グループである。どちらの楽曲も大森靖子自身が作詞作曲を手掛けているだが、2022/7/7発売のMETAMUSEの新曲「わ

          エグいのがカワイイ。(わがままぱじゃま/METAMUSE)

          『はらっぱラジオ』を聴いて、アイドルのライブに行った話。

          まずはこのポッドキャストを聴いていただきたい。 このラジオは、zineの作成をきっかけに結成したユニット「はっぱはらっぱ」のあきちゃんとゆきさんがお茶飲みしながらおしゃべりをする、わたしにとっては超癒し系のラジオ番組である。 毎回楽しく聴かせてもらっているのだが、2022/6/9にアップされたテーマ「vol.13〜最近、LIVE行った??〜」を聴いて、自分のLIVEに対する向き合い方を整理したくなった。(ライブについての話は10分28秒から) LIVEはフェス派?ワンマン派

          『はらっぱラジオ』を聴いて、アイドルのライブに行った話。

          ウルトラマンシリーズ観たことないけど、『シン・ウルトラマン』を観に行った話。

          庵野(安野)夫妻に憧れる 安野モヨコと庵野秀明が夫婦だと聞いた時は相当驚いた。 ビッグカップルとはまさにこの2人のことをいうのだと思った。 小学生のころに読んでいた月刊少女漫画雑誌「なかよし」で連載していた、安野モヨコの漫画『シュガシュガルーン』が大好きだった。 いわゆる魔法少女もののお話なのだが、絵のタッチがほかの漫画と一線を画しており、とても芸術的なのである。キャラクターはもちろんのこと、主人公たちの部屋、魔法道具、街並みや世界すべてにきゅんとするディテールが施されて

          ウルトラマンシリーズ観たことないけど、『シン・ウルトラマン』を観に行った話。

          一生停滞していたい、恋心(麒麟♡タイム/MAPA)

          仕事でもタスクでも自己啓発でも、物事が前に進むことはうれしい。 ただ、恋愛においては、ずっと今のままでいることを望む。きのうに戻りたいとさえ思う。 恋愛している時のテンションを振り返ってみると これは私の場合だけれど、相思相愛であることがわかった時点がピークである。そのあとは落ちていくだけ。 これは、だんだん特別感がなくなるからだと思う。 はじめての誕生日、はじめてのクリスマス、はじめての記念日、はじめての…etc 一度“はじめて”を経験してしまうと、2回目以降はそのはじ

          一生停滞していたい、恋心(麒麟♡タイム/MAPA)