特になにもない日に日記を書く
いつも旅に出てハートが超大盛り上がりのときにしかnoteを書いていないので(前回の日記の続きも時間が経ち冷静になってしまった)、試しにマジの何もない日に文章を書いて見たらどうなるんだろうと思って書く。
それが本来の日記なのですが…
今日のことを本当に金曜日だと思って家を出たので、「人が多いな…街に…」という気持ちで午前中に予約した病院に向かった。
時間に遅れたらいけない!という焦る気持ちと(普通に遅れたのでちゃんと電話を入れました)、「自分が混む週末に予約を入れるわけがない」という己への信頼感、その2つの要素で形成された街への違和感を持ちつつ知っている道を歩くことができた。お得です。
一通りが終わって休憩じゃコーヒーじゃと思い、それをお供に少しだけ絵の作業を進めてから店を出ると、めっちゃ天気いいしなんか街が賑やかだしこれ歩きdayですか?と気分が良くなる。そこから近い公園にフラフラと歩いていった。
大きな公園なので歩いている自分の横をジョギングの人々が健康的に通り過ぎていく。子供の声がたくさん聞こえる。チュンチュンと鳥の鳴き声が聞こえる。恐ろしいほどに日常で、文化的で健康的な空間だった!やはり午前中に家を出ると気分がいいですね。
このように本当に何もない歩きをしていた。街中を歩くと車に気をつけたり、面白い建物を見つけて視線が動きまくったり、なんだかんだ気を散らしながら歩いているので公園はそれらのことに集中することがなく、より純粋な歩きを楽しむことができる。非常にゆったりした時間。
この公園には数回散歩に来たことがある。お気に入りの場所があるのでそこを目的地として急ぐこともなく、公園にて最高の休日を過ごす人たち(自分もそう!)を見ながら向かう。
やはりいい場所だ…公園は街に必要…と静かに感動していると、前回来た時には無かったオブジェクトがあった。
水の中に花壇がいっぱいある!!こんなにいい状況を見ることが出来たのだから、もう今日は終わりにしていい。終わり。おやすみ〜。プールの床みたいなタイルは前からだったが、本来ならば草っ原の上や灰色のコンクリートの上に置かれるようなスタンダード花壇が、本来ならば置かれすぎの間隔で配置されている。
この「本来ならば」の情報を日々の散歩により蓄積することによって、感動を倍増させることが出来る。
こういう花壇inお水みたいな場所、他にもあるのかな…あんまり自分は見たことがないので、拳に力が入ります。また別の場所で見られたらいいな。
以前の姿が見たいので頑張って同じ場所で撮った写真を探した。2年前に鳥の写真を撮っていた。
きたね〜!
こんなに藻と鳥のためのステージだったのに、ここまで綺麗になっていたとは思わなかった…お手入れがされたんだ…
水を何分間か見て、満足したので帰ります。
2年前の藻と鳥のきたなステージの写真を探していたら深夜2時半になった。はやく眠らなければ!